iPhoneの操作性
日本で一番人気があるスマートフォンはiPhoneです。
世界でのiPhoneの台数のシェアは多くても2割程度だと考えれば、半数近い台数シェアを誇る日本での人気は異常です。
ボクは新しいモノにはなるべく早く飛びつくタイプなので、日本にiPhoneがやって来た時にも食らいつきました。
それまで、正直、Appleの製品はほとんど使ったことが無かったので、Apple製品への評価はまったくできませんでした。
別にAppleが好きとかWindowsパソコンが好きとか言う感情も無く、そもそもデジタル製品と言えば、Windowsパソコンや携帯電話くらいしか使ったことがありませんでした。
そこへやって来たiPhone。
初めて触った瞬間、それまでの携帯電話とのあまりの動作の滑らかさの違いに驚愕しました。
iPhoneを知るまでは、いわゆる普通の携帯電話。
ソニーの携帯電話の画面の動きはダイナミックだな、とか、NECの携帯電話の日本語入力は便利だな、とか。
しかし、iPhoneは別次元でした。
パソコンでもなかなか見たことの無いような、滑らかな画面の拡大、縮小、回転。
指の動きに吸い付くように、実に緻密にデリケートに画面が動くのです。
その後、Androidスマートフォンも使うようになるんですが、当時のAndroidは動きはぎこちなく、同じスマートフォンなのにiPhoneの完成度の高さの前に、Androidの完成度の低さをひしひしと感じました。
その後、Androidも進化し、iPhoneに匹敵する滑らかさを実現しつつありますが。
ボクがMacと言うパソコンを初めて買ったのはiPhoneを初めて手に入れた2年後でしたね。
それまではもちろんずっとWindowsパソコンでした。
数々のIT系資格も持っていて小学生の頃からプログラミングもやっていたので、パソコンには詳しかったはずなんですが、Macに関しては初めてと言って良い体験でした。
で、やはり驚愕しました。
同じパソコンなのに、Macってこんなにヌルヌルサクサクと動くんだと驚きました。
トラックパッドのあまりの操作性の良さに、それまでのWindowsパソコンのタッチパッドって何だったんだろうと、思わず記事にしました。
iPhoneとGoogle
iPhoneはApple製品、AndroidはGoogle製品。
ライバル関係です。
Apple信者の人たちにしてみれば、WindowsパソコンやAndroidスマートフォンは蚊帳の外かも知れません。
しかしボクは信者では無い、単なるユーザー。
iPhoneが良いと思えばiPhoneを使い、Androidが良いと思えばAndroidを使う、非常にドライなユーザーです。
メーカーなんてどっちでも良いんです。
今はiPhoneが良いと感じているのでiPhoneを使っています。
ただ、iPhoneは万能ではありません。
Google製品にも良いところはたくさんあります。
その証拠に、ボクの日常的に使うサービスの大半はGoogle製です。
メインのメールはGmail。
GoogleマップにGoogleアドレス帳、Googleカレンダー。
日本ではiPhoneが人気がありますが、当然ながら、素人の人もたくさんiPhoneを使っています。
iPhoneは携帯電話なので、その中に、友達のアドレスを登録しているでしょう。
住所、電話番号、メールアドレス、誕生日など。
iPhoneのごく標準的な使い方をすれば、iPhoneにアドレスを登録すると、そのデータはそのiPhoneの中だけに登録されます。
もしそのiPhoneを紛失すれば、データは全滅。
しかし、iCloudと言うAppleのサービスを設定しておけば、データはiCloudと言うクラウド、つまりネット上のコンピュータに同期されるので、そのiPhoneを紛失してもデータを失うことはありませんし、iCloudを設定した他のApple製品とも同期できます。
例えば、iCloudを設定したiPhoneに友達の電話番号を入力すれば、瞬時に、iCloudを設定した別のMacにも反映されます。
Apple製品同士がリンクするんですね。
確かに便利なんですが、ボクは実は、iCloudと言うApple製のサービスでは無く、Googleの同様のサービスを使っています。
それがさっき書いた、Gmail、Googleアドレス帳、Googleカレンダーなど。
この画面はボクのiPhoneに登録しているアカウントです。
ボクはたくさんのメールアドレスを持っているので登録数も多いですが、メインは上から3段目のGmailです。
その項目をよく見ると、
メール、連絡先、カレンダー
と表示されていますね。
つまり、そのアカウントで、メールとアドレス帳とカレンダーを使っているわけです。
iPhoneに、Gmail用のアプリと、アドレス帳用のアプリと、Googleカレンダー用のアプリをインストールして使っています。
例えば、Gmailを使うなら、これ。
Airmailも好きですね。
アドレス帳はiPhoneに最初から入っているモノを使っています。
Googleカレンダーは、これをメインに使っています。
iCloudと言うAppleのサービスを使わずにGoogleのサービスを使う理由は何でしょう。
理由は2つ。
ひとつ目は、機能が洗練されていること。
正直言って、AppleのiCloudよりもGoogleの方が高機能かつ使いやすいです。
ふたつ目は、広く使えること。
GmailやGoogleカレンダーなどはユーザー数が圧倒的に多いです。
iCloudはほぼApple製品でしか使えませんが、Googleのサービスは、iPhone、iPad、Mac、Windowsパソコン、Androidなどで使えます。
つまり、どのマシンでも使えるんです。
いくら日本でiPhoneが多いとは言え、やはりパソコンはMacよりもWindowsが圧倒的に多いんですよね。
Googleさえ設定しておけば、iPhoneとWindowsでアドレスやメールを同期できます。
とりあえず、よほどのApple信者で無い限り、ボクはiPhoneにGoogleのサービスを設定して使うのをオススメします。
そうすれば、iPhoneと言う最高にヌルヌルサクサクな使いやすいマシンで、Googleと言う最高に高機能で使いやすいサービスが使え、良いところ取りなんです。