動物保険
人間が亡くなったときのために、生命保険が存在します。
ボクは過去に保険業界にも在籍していたファイナンシャルプランナーなので、たまに保険の記事を書いています。
生命保険って、不要な人は加入しなくて良いんです。
生命保険は、亡くなったときの保険。
例えば、子供が小さい間に親が亡くなると、収入が途絶えるため、子供が生きられなくなりますよね。
だから、生命保険に加入しておくわけです。
逆に言えば、子供が成人してすでに働いているのなら、親は生命保険に入る意味はありません。
単なるムダです。
動物の生命保険って、ボクが知る限り見当たりません。
当たり前ですよね。
ペットが亡くなって、生活費に困る人間は存在しないからです。
ペットの扱い
なので、ペットの保険は、医療保険なんです。
ペットが病気になったら、医療費をまかなう保険ですね。
ボクの知人の飼い犬が先日、病気をして入院、手術を受けました。
なんと総額140万円。
ペット保険に加入していなかったので、自腹だそうです。
保険の威力がわかりますね。
ところで、ペット保険に生命保険が無い大きな理由。
それは、上記で書いたように、必要性が無いからですが、もうひとつあります。
それは、動物が亡くなって保険金が入る仕組みを作ってしまうと、わざと動物の命を奪う人が現れるからです。
そんなわけで、ペットの生命保険は2つの意味で存在しないのです。