環状
東京の山手線、大阪の大阪環状線。
いずれもJRの路線で、輪っかになっているのが特徴です。
昔、ボクがまだ関西に住んでいた頃、友人が言いました。
大阪湾の側が外回りで、内陸部を走るのが内回りだと思ってた。
ボクはすかさず、
じゃあ山手線の内回りと外回りはどうなんだ?
と言いましたが、よく考えたら、一般の人は内回りや外回りの概念を知らなくても不思議では無いですね。
走る向き
山手線も大阪環状線も、内回りは反時計回りで、外回りは時計回りです。
なので、例えば山手線で東京駅から上野駅に行くなら、内回りに乗るのが普通です。
大阪環状線て大阪駅から鶴橋駅に行くなら外回りを使うのが普通です。
どっちが内回りでどっちが外回りなんて覚えてられないよ、と言う声が聞こえそうですし、ボクも暗記しているわけではありません。
わかりやすいのは、日本の電車は、日本の自動車と同じく左側通行であると言うコトです。
山手線も大阪環状線も、内回り、外回りと言う2本の線路の輪っかです。
それらがそれぞれ左側通行なら、必然的に決まりますよね。
東京駅から上野駅に向かうのは左側通行だと内側の輪っかしかありません。
大阪駅から鶴橋駅に向かうのは左側通行だと外側の輪っかしかありません。
何を言ってるのだおまえは、と言う人は、二重の輪っかの絵を描いて眺めてくださいませ。