音楽CD
銀座の山野楽器のCD売り場が縮小すると言うコトでニュースになっていますね。
ボクは昔、自動車では音楽をカセットテープで聞いていましたが、徐々に音楽CDに変わっていきました。
クルマの中にCDをたくさん置いておいたら、車上荒らしに遭って、数十枚のCDが盗難に遭ったのも今となっては思い出。
保険適用を受けるには警察へ被害届を出す必要があるんですが、盗まれたCDなんて1枚1枚覚えているはずも無く、あきらめました。
それを機に、CDを買うコトもなくなりました。
Appleのパソコンがいち早く光学ドライブを廃止したんですが、当時は、世の中は批判的でしたね。
考えれば、Appleは時代を先取りしていただけですね。
時代は、CDからダウンロードに変わっていったのです。
もちろんその仕掛け人はApple。
あれほど多くのCDを持っていたボクも、ここ10年以上はCDを買った記憶がありません。
iPhoneにはたくさん音楽を入れていますが、ほぼすべてダウンロード。
そして、今、その音楽ダウンロードの時代も終わろうとしています。
定額ストリーミング
ダウンロードに変わって主流になったのが、SpotifyやApple Musicなどの音楽ストリーミング。
毎月、定額を支払えば聴き放題になるストリーミング。
これ、大発明ですね。
ボクも今、Apple MusicとSpotifyとAmazon Music Unlimitedを同時に利用しています。
とりあえずお試し的な感じです。
どのサービスも数千万曲が登録されているので、聞きたい音楽はほぼ不満無く聞くコトができます。
ストリーミングのメリットは、
- 音楽CDのような物理メディアと違って、保管や持ち運びや交換作業が不要で紛失リスクも無い。
- ダウンロード版と違って、端末に空き容量が不要。
だと言うコトです。
そして、もうひとつの重要なメリットがあります。
さっき、聞きたい音楽と書きましたが、ストリーミングサービスを見ていて思うのは、知らない音楽との出会いの可能性が非常に大きいと言うコトです。
従来の音楽CDやダウンロード音楽だと、聞きたい音楽を購入して初めて聞くコトが可能でした。
しかしストリーミングでは、サイト内にある音楽は聴き放題。
つまり、聞いたコトの無い音楽や、まったく知らない音楽、今まで興味の無かったジャンルの音楽も片っ端から聞いてみるコトができるのです。
おかげで、知らない音楽をたくさん知るコトができました。
実はこれが最大の革命だと思います。
音楽なのでストリーミングと呼んでいますが、要は定額制ですね。
AmazonのKindle Unlimitedは電子書籍の定額制。
これも、今まで手を出せなかった、あらゆる本を読むコトができます。
つまり、縁が無かった本との出会いの可能性が飛躍的に大きくなりました。
定額制、サブスクリプション。
これは、金額面で注目されがちですが、実は最大のメリットは、知の爆発的な増加。
従来は定額制と言えば、食べ放題くらいしかありませんでしたが、これからは定額制の時代。
であれば、そのメリットを存分に使いたいモノです。
と言うわけで、今日もボクは、知らない音楽を片っ端から掛けまくって出会うのです。