吉野家
今日も体調が治らないので、思考力が無く、前回と同じ吉野家ネタです。
ソフトバンクがスーパーフライデーと称して金曜日に吉野家の牛丼を無料で食べられるキャンペーンを行いました。
ボクも今はソフトバンクのユーザーなので対象者です。
で、調べてみると、現在の吉野家の牛丼の価格は、380円。
ボクは体調不良で自宅にこもっていて牛丼なんてとても食べられないので不参加ですが、日本中ではパニックだったようです。
時間の価値
ボクの個人的な感覚で書きますが、380円の牛丼にあんなに大行列ができるのはホントに不思議です。
1時間待ちの行列もあるようです。
考えてみてください。
人生において1時間1時間は二度とやって来ない時間です。
命 = 時間の長さ
ですから。
てことは、1時間を費やして380円の牛丼を手に入れると言うことは、
自分の命の1時間分 <= 380円
と言うことですよね。
1時間の価値は、380円と同じか、それ以下、と言うことです。
はて、そうですかね?
アルバイトならわかりやすいんですが、アルバイトの時給が380円だと安すぎませんか?
自分の人生の1時間を費やして380円しか稼げなければ、割が合わないので、おそらくほとんど誰もやらないでしょう。
なのに、1時間並んで380円の牛丼を食べる。
ボクの目線じゃ無くても、普通に考えて、圧倒的に損だと思うんですよね。
例えば、行列に並ばずにすぐに食べられるならオトクですよ。
しかし、1時間並ぶコトが読めた時点で、ボクなら避けます。
損ですから。
しかし、世の中では大行列。
このあたりの間隔は、計算と言う習慣が身に付いているかどうかなんですかね。
例えば、毎月配当型の投資信託なんてボク的には損だと思うんですが、世の中的には大人気です。
そう言えば、期待値の低い宝くじに人が殺到するのも同じことですね。
結局、世の中は、ごく一部の計算ができる人と、大多数の計算ができない人で成り立っていて、大多数の庶民が少数の富裕層を、そうやって支えるんですよね。
もちろん、どちらになるのも個人の自由です。