Affinity
昔、ボクは銀行員時代に、AdobeのIllustratorと言うアプリを購入しました。
ヨドバシカメラにパッケージを買いに行き、8万円以上したような記憶があります。
銀行員なので、仕事では全く使わず、単なる趣味で。
こんなに高額なアプリを買ったコトはもちろん無かったので、レジに並んでいるときには、ドキドキしましたよ。
で、ソフトウェアって、毎年のようにバージョンアップするんですよ。
ボクが買ったパッケージも、すぐに次のバージョンが発売され、陳腐化して行きました。
Adobeは高い。
そんなに次々とバージョンアップできないんですよ、個人的に。
いや、できないコトは無いですが、そこまでする必要性が無かったのです。
そんな数年後に出会ったのがAffinity。
無料に
Affinityには、フォトレタッチアプリとベクターアプリがありました。
要するに、AdobeのPhotoshopとIllustratorの完全なる対抗版です。
で、それぞれが1万円程度でしたっけ、の買い切り。
Adobeは今やサブスクリプションビジネスで、しかも高額です。
Affinityは価格面で圧倒的に訴求力がありました。
その後、Affinityはパブリッシングアプリも出しました。
3つともボクは買いました。
バージョン1からバージョン2にアップグレードする時、2万円以上出した気がします。
趣味として高いとは思いましたが、Adobeと違って買い切り。
ところが、この10月末に衝撃的なニュースが。
Affinityの無料化。
3種類のアプリを1本化して、バージョン3として、完全無料化。
一瞬、信じられませんでしたが、ボクは速攻でインストールしました。
今までも使っていたので、操作性は何ら問題無し。
はたして、これで脱Adobeができるユーザーが増えるのでしょうか。
実際、Adobeのアプリって、高機能かつ使っていて非常に便利なので、ある意味、高価格の価値もそれなりにあるんですよね。
AffinityはAdobeほどの高機能満載とまでは行きません、現時点では。
そこまでの高機能と利便性が必要の無いユーザーがどれだけ存在するかですよね。