Excelを使えるか
仕事でExcelを使ったコトが無い人はあまりいないと思いますか、本来の意味でExcelを使えない人は少なからずいます。
ボクの身近にもいます。
セルの中に計算式がひとつも無く、すべて数値か文字列だけで埋められているExcelファイル。
これって、Excelを単に表作成用ワードプロセッサとして使っているわけです。
本来、Excelは表計算アプリ。
Excelのメリットを伝える
ところが、Excelを学んだコトが無い人にとっては、Excelには単に数値や文字列を入力し、罫線を引いて表を作るだけ。
これって、非常にもったいないんですが、それを教えるコトで、何とか学んでほしいわけです。
ボクも現在、そんな状況にあって、どうやってExcelのメリットを伝えようか思案中。
例えば、3枚のシートでほとんど同じ表を作る場合、2枚目以降のシートでは1枚目を参照すれば良いですよね。
そうすれば、1枚目だけを修正すれば、2枚目、3枚目も自動的に修正されます。
計算式を使わない人の場合、同じ修正を3回繰り返す必要があります。
当然ですが、Excelを使える人と比べて少なくとも3倍の時間がかかります。
計算もそうです。
1を入力し、2を入力し、3つ目のセルには、それらの合計を表示したい場合。
当然ですが、3つ目のセルには、1と2の合計を表す計算式を入力しておけば良いんです。
そうすれば自動的に計算結果が表示されます。
また、1や2を修正すれば、これまた計算結果も自動的に変更されます。
Excelを使えない人の場合、3つ目のセルには、電卓で計算した結果を入力します。
1や2を修正すれば、また電卓で計算して入力し直しです。
当然、時間もかかりますし、ミスも起こりやすくなります。
成果は同じなのに、時間がかかりミスも起こる。
要は、生産性が低いわけですね。
生産性が低いので、本人の労力も増え、疲労も増します。
そして評価は下がります。
Excelをきちんと使うコトの意義を伝える。
最近のボクは、その作業に振り回されていますが、それは昔から変わらないんですよね。
使えない人は一定数存在する、と言うコトです。