クラウドストレージ
今回の記事はややこしいので、ボクも書く自信はありませんが書いてみます。
Dropboxと言う有名なクラウドストレージがあります。
たぶん、この世にiPhoneが登場した頃に誕生したハズです。
当時、クラウドストレージと言う概念は珍しかったんですが、特に、クラウド側とこちらの端末内のフォルダが同期すると言う概念は画期的だった気がします。
当時のボクはそう思いました。
例えば、ボクの自宅のパソコン内にDropboxのフォルダを作れば、それのフォルダの中身がそのまま、クラウド側と同期するのです。
ボクがいつも通り、そのフォルダにファイルを置けば、自動的に、クラウド側にもそのファイルが作られるのです。
そして、他の端末とも同期します。
こうすれば、ユーザーは、普通にファイル操作をするだけで、複数の端末でファイルを使えるわけですね。
ここまで書いて、もう理解できなくなりましたか?
スミマセンねえ。
ボクの書き方の問題ですが、何せ、この概念を伝えるのは難しい気がします。
問題点
Dropboxと同様のサービスはたくさん登場しましたね。
Box、Googleドライブ、OneDrive他多数。
ちなみにDropboxの場合、無料でもらえる容量は2GBですね。
これって、つまりは、自分の端末にも、2GBのストレージ容量が必要と言うコトです。
自分の端末の2GBのフォルダと、Dropboxのクラウド側の2GBが同期するわけですから。
2GB程度なら問題無いんですが、例えばMicrosoft 365のOneDriveなら、容量が1TBもあります。
同期させるには、自分の端末にも1TBの容量が必要と言う理屈になりますね。
まあ、たいていの人のパソコンにはそんな大容量なストレージはありません。
なので、現在では、オンデマンドと言う方式が主流になっています。
これは、端末のフォルダとクラウドのフォルダが同期するのでは無く、クラウドのストレージを外部ストレージとして使う概念です。
昨日ボクは、大量の写真を保存したと書きました。
これ、OneDriveとボクの端末とが同期する設定になっていたんですよ。
つまり、OneDriveに41GBものファイルを保存すると言うコトは、ボクの端末(ウチのMac)のストレージも41GB消費してしまうと言うコトなのです。
これはさすがに困ります。
そこで、OneDriveをオンデマンドのモードに切り替えます。
Macの画面ですが、左端のOneDriveの部分で右クリックして、「このデバイス上で常に保持する」「空き領域を増やす」のうち、後者を選ぶのです。
すると、OneDrive内のファイルには、雲のマークが点灯します。
雲、つまりクラウド側にファイルが存在しますよ、と言う意味です。
端末内には存在しない、なので、端末のストレージの空き容量が増えますよ、と言うコトなのです。
ちなみに、ボクのMacのSSDの空き容量は、これをやる前は約50GB、やった後は、約90GB。
ファイルは向こう側(クラウド側)に存在するため、ネットの常時接続は必須です。
この、ファイルオンデマンドと言う考え方。
今では、DropboxでもOneDriveでも標準になっているようです。
ね、ここまで読んでも、わからない人には全然わからなかったでしょ?
でも、非常に便利なので、ぜひ概念を知って欲しいコトなのです。
Microsoft 365なら、手元のすべての端末にExcelやWordなどをインストールできて、1TBのOneDriveも付いてくるので、オススメです。