現行iMac
ボクの自宅のiMacは2017年モデルです。
その後、2019年モデルも登場し、現時点ではそれが最新のiMacです。
2019年モデルのデザインは2017年モデルとほぼ同じですし、そもそも、それ以前から、iMacのデザインはほとんど変わっていません。
2007年に今と同じ薄型のアルミボディとガラスのデザインになったので、実に13年間もデザインに関してはマイナーチェンジで済ませているわけです。
2007年以前のモデルも、素材こそポリカーボネートでしたが、形状は一体型の薄型形状で、ディスプレイの下にリンゴマークがあるのは今と同じです。
そのモデルが登場したのが2004年。
大ざっぱに言えば、iMacは16年前から、今のような形状です。
そう言う意味では、古いデザインではあるんですが、今でも十分に通用する質感です。
うちの2017年モデルも、すでに3年経過しましたが、特に違和感はありません。
フルモデルチェンジ
しかし、今年は、Macの大きな変革期です。
現在のmacOSは、2001年のMac OS Xから始まっています。
その名のとおり、バージョンは10で、そのまま毎年、バージョンアップしてきました。
バージョン10.0のCheetahから2019年のバージョン10.15のCatalinaまで、ずっとバージョン10のままでした。
それが今年、ついに、バージョン11であるBig Surが発表されました。
19年ぶりのフルモデルチェンジです。
そして、Mac自体も、インテルベースからArmベースへ移行するコトが発表されました。
つまり、ハードウェアとシステムソフトウエアの両面で、全面刷新するわけです。
まさに、20年に1度のMacの大刷新です。
すると当然、予測できるのが、iMacのデザインのフルモデルチェンジですね。
現行のiMacはApple製品の中で例外的なデザインになっています。
思い浮かべてください。
MacBook Air、MacBook Pro、iPadシリーズ、Apple Watch、Mac mini、iPhoneシリーズなどはすべて、正面にリンゴマークがありません。
リンゴマークは正面以外に刻印されています。
しかし、iMacだけが例外的に正面に大きなリンゴマークを持っています。
これは単にデザインだけの問題では無く、その部分にも機構が内蔵されているので、必要なスペースです。
ただ、このデザインで10年以上走ってきました。
また、現行のiMacのデザインは、ディスプレイのベゼルが非常に太いのも気になります。
さすがに時代遅れです。
恐らく、次期iMacは、細いベゼルのデザインになりそうです。
そうなると、デザインの方向性は予想できますよね。
そうです。
現行のiPad Proです。
iPad Proのベゼルはそれなりにスリムですが、ベゼル内にきちんとフロントカメラも埋め込まれています。
現行のiPhone 11シリーズのベゼルはさらにスリムですが、細すぎるためフロントカメラを埋め込むスペースが足りず、やむを得ずノッチを作るコトで対処しています。
しかし、決してスマートでは無いですよね。
Appleも技術的に解決できるならノッチなど作らずにベゼル内にカメラを埋め込みたいはずです。
iPad Pro程度のベゼルの太さがあればフロントカメラを埋め込めるコトは実証されているので、恐らく、次期iMacも、その方向性で来ると思います。
Appleはシンプルを好む会社です。
なるべくケーブルも端子類も無くしたいんです。
ただしそれは機能を減らすと言う意味では無く、ケーブルや端子を減らした上で機能は維持したいんですね。
だから、イヤフォン端子を無くしてもイヤフォンを使えるようにワイヤレスイヤフォンにしたり、SDカードでストレージ容量を稼ぐのでは無くワイヤレスでクラウドを親密にしたり。
とにかくワイヤレス。
とにかくクラウド。
そうなると、正面にリンゴマークを置く今のiMacのデザインはAppleの中でも時代遅れなんですよね。
できるだけシンプルに。
なので、iPad Proと同じデザイン。
要は角の丸い単なる長方形。
それが次期iMacのデザインになりそうです。
また、裏面も気になりますが、思い出してみてください。
初代iPadを。
初代iPadをは背面はややふくらんでいました。
今のiMacのようなデザインなんですよね。
今のiMacも背面はふくらんでいます。
でも、古いですね。
多少、全体の厚みは増しても、iPad Proのように厚みは一律にして来るとボクは予想しています。
ホントに長方形のシンプルな板。
ある意味、無個性。
それが次期iMac。
今年、新型iMacが発表されるかどうか不明ですが、発表されたら、この記事との答え合わせをしてみたいと思います。