キーボード
こんなことを言うと古くさいと言われそうですが、ボクはスマートフォン全盛の現在でも、パソコンのキーボードは大発明だと思っています。
現代のパソコンって、マウスとキーボードがセット。
これが基本じゃないですか。
でも、マウスってそもそも、パソコンの初心者でも直感的に扱えるように存在するモノであり、その最初のポピュラーな製品がAppleのMacintoshでした。
確かにマウスは画期的ですが、最高速ではありません。
コピペするのに、マウスでいちいちコピー元を囲んで右クリックしてメニューを出してコピーを選んでコピー先にカーソルを持って行って右クリックして貼り付け。
ああ、遅い。
キーボードなら、
Ctrl + C
Ctrl + V
なぜキーボードが速いかと言えば、それはもう、ホームポジションのおかげです。
マウスの欠点は、手をいったんホームポジションから離す必要があることと、画面のメニューを目で追う必要があることです。
キーボードなら、ホームポジションを基本に一瞬で処理が終わります。
マウスで10秒の処理がキーボードなら1秒。
ちりも積もれば、10時間の仕事が1時間で終わり、今までの膨大な残業は何だったんだ、ってことになります。
ショートカット
久しぶりに仕事で、Excelを教える機会がありました。
知っている人には当たり前、でも知らない人は全然知らない、そんなキーボードショートカットの数々を繰り出すたびに、相手は驚きの連続。
例えばウインドウの切り替え。
これはExcelは関係無いんですが、ボクはあえて、Windowsキーを押しながらタブキーを押すワザを見せました。
立体的にウインドウが次々と循環するのをみながら、
こんなこと、できるんですね!
と驚きの言葉。
ちなみにAltキーを押しながらタブキーだと、地味にウインドウが切り替わります。
他に、Excelのキーボードショートカットとしては、
- Ctrl + スペースキーで列選択
- Shift + スペースキーで行選択
- Alt + i r で行挿入
- Alt + i c で列挿入
- F2でセル内容表示
- Ctrl + p でプリント画面
- Ctrl + s で上書き保存
- Alt + e s v で書式無し貼り付け
- Alt + e s f で数式貼り付け
- Ctrl + PageUpやCtrl + PageDwon でシート移動
など。
他にもたくさんありますが、最後に書いたシート移動なんて、いちいちコピー元マウスでやってるのを見ると、あまりの遅さにイライラします。
キーボードショートカットは自転車や自動車の運転と同じで、頭で覚えるというより、身体が覚えます。
慣れれば勝手にそうなります。
マウスの存在を忘れるくらいです。
そして、仕事が見違えるように速くなります。
と言うわけで、究極はマウスのケーブルを切ることですね。
みなさんも、一生に一度だけ訓練してください。
それで一生、ラクができるスキルが身に付きますから。
さっきも書いたとおり、運転と同じです。
ネットで検索すればキーボードショートカットなんて、いくらでも出てきますよ。
と言う記事を実はiPhoneで書きました。