パスワード
ボクが、AmazonやらGoogleやらAppleやら、その他、色んなサービスにアカウントを持っています。
それぞれのアカウントにIDとパスワードが必要なわけですが、特に制限が無い限り、パスワードの長さは30文字程度にしています。
長いでしょ。
最近、こんな記事がありました。
パスワードは長さが大切と言う話です。
パスワードが破られる確率
パスワードは長さが大切と言うのは、よく考えたら、当たり前すぎる話なんですよね。
例えば、0から99までの数字で、ひとつだけ思い浮かべて、それを誰かに当ててもらうゲーム。
当たる確率はもちろん100分の1ですよね。
100通りあるわけですから。
これをもう少し具体的に言います。
0から99と言いましたが、それを2桁の数値だと考えると、00から99になります。
左側の桁は0から9なので、当たる確率は10分の1です。
右側の桁も0から9なので、当たる確率は10分の1です。
だから、両方の桁が揃って当たる確率は、10分の1の10分の1なので100分の1になるわけですね。
000から999までなら、10分の1の10分の1の10分の1なので1000分の1です。
まとめると、文字の種類(ここでは10種類)の「べき乗」分の1になります。
2桁なら、10の2乗分の1です。
3桁なら、10の3乗分の1です。
だから、桁数が多い方が当てられにくくなるわけです。
アルファベットの場合は26文字です。
だから例えば、abcのような3文字のパスワードなら、当てられる確率は、26の3乗分の1,つまり、17576分の1ですね。
これをabcdefのように2倍の6文字にするとどうでしょうか。当てられる確率は2倍難しくなるのではありません。
べき乗ですからね。
26の6乗分の1、つまり、3億891万5776分の1になります。
文字数を2倍にしただけなのに、当てられにくさは飛躍的に上がるのです。
ボクが30桁ものパスワードを設定している理由も明白ですよね。
天文学的な数値になると言うコトです。
もちろん、サービスごとに異なるパスワードを使っています。
同じパスワードを使い回すと、バレたときに、すべてのサービスに侵入されてしまいますからね。
そんな長いパスワードをいくつも覚えられるわけは無いので、パスワード管理アプリを使っています。
このあたりの記事をどうぞ。