洗面台
前回は、賃貸住宅の壁紙の回復費用の話を書きました。
今回は、賃貸住宅の洗面台の話を軽く書いてみます。
入居中に、洗面台を割ってしまうコトがたまにあるんですよね。
多いのは、男性が、洗面所で電気シェーバーを使っていて手を滑らせて落として割ってしまうケースですね。
あるいは化粧品の瓶を落として割ってしまうケースも。
修理
入居者（借り主）は借りたモノを元に戻して（原状回復）返す義務がありますから、割ってしまった洗面台も修理して返す必要があります。
これは前回、壁紙で書いたのとは別の話ですね。
前回書いたのは、経年劣化の話でした。
経年劣化とは時間をかけて徐々に劣化するコトです。
一方、洗面台の破損は突発的な出来事です。
洗面台の修理には数万円から10数万円程度かかるんですよね。
割ってしまえば、それを入居者が負担する必要があります。
これは、壁紙の経年劣化と違う点ですよね。
しかし、ここで見落としがちなのが、保険。
入居時に、ほぼ確実に、保険への加入が義務付けられていますよね。
その保険で、洗面台の修理費用を払ってもらえばいいのです。
ごくまれに、洗面台の修理費用は対象外となっている保険もありますが、それだと、入居者も困りますし、大家さん側も修理費用を回収しにくいので、基本的には、そのような保険を勧められるケースはめったにありません。
一応、入居時に、どんな保険に加入したのかを確認しておくのは良いコトだと思います。
2年ごとの物件の賃貸借契約の更新時に、保険の更新もやって来ると思いますが、それもきちんと更新しておくコトが、自分の身を守ると言うわけです。
と言うわけで、賃貸住宅で何かを破損してしまった場合、それを入居者が全額負担する前に、保険のチェックをしてみましょう、と言うお話でした。
