ターゲティング
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
AKB48の元メンバーである篠田麻里子さんがプロデュースしたファッションブランド店ricoriが販売不振で全部閉店したニュース。
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元AKB48篠田麻里子プロデュースのブランドが営業停止 自己破産申請へ - 芸能 - ZAKZAK
このニュースを読んだ時に、あれっ?と思いませんでしたか?
事業を行うにあたっては、マーケティングが重要になります。
マーケティングというのは広範に及ぶんですが、ここではターゲティングの話をします。
ターゲティングとは、誰を対象に売るか、という話です。
ricoriのターゲットは10代から20代の女性。
篠田麻里子さんの知名度を活かしたかったようですが、ご存知、AKB48というのは握手会チケット商法でおなじみの通り、男性に圧倒的な人気があります。
もちろん女性にも人気があるんでしょうが、比率あるいはマーケット的には圧倒的に男性ですよね。
その篠田麻里子さんプロデュースの若い女性向けファッション。
この時点でターゲットがおかしい気がします。
さらに高価格帯であったことも疑問です。
世の中には高価格帯がターゲットとするマーケットも、もちろん存在します。
でも篠田麻里子さんファンの若い女性は、たぶん大半が低価格帯のユーザーでしょう。
この2つの点で、ボクはターゲティングをミスしたんじゃないかという気がしていますし、別にボクじゃなくても、多くの人が気づいたんじゃないでしょうか。
AKB48を利用するなら、握手会チケットや総選挙のために大量のCDを買える男性ファンをターゲットにしたほうが確度は高いんでしょうね。
でも、篠田麻里子さんはファッションリーダー的存在だと言われています(ボクは知らないけど、そうらしいです)。
ファッションリーダー的存在の若い女性タレントなら、当然、若い女性ファッションのプロデュースをしてもおかしく無いですよね。
でも実際にはおカネを使う多くの男性ファンに支えられている。
タレントイメージって難しいですね〜。