SEOが足りない
いやあ、昨日の記事は切なかったですね。
ブログのアクセス数を増やすための方法はいろいろありますが、現在ではとにかくSEOが重視されます。
ですが、世の中にはSEOを誤解している人がたくさんいるんですよね。
リョウタさん、うさぎたん、あなたたちだけでは無いのでご安心ください。
SEOは検索エンジンに好かれるためにサイトの設定をしたり記事を量産することだと思い込んでいる人が多いんですよね。
昔はそうでしたが、そんな時代はとっくに終わってます。
Google自らが公言してますが、最高のSEOはユーザビリティであり、ユーザーのことを考えたサイト作りなんです。
ページビュー(アクセス数)を増やしたいなら、SEOつまり、ユーザーのことを第一に考えることが大切です。
逆に言えば、ホントにページビューを稼いでいるブログは、ちゃんとユーザーのことを考えている、つまり、SEOがしっかりできているんです。
だから、SEO重視、ページビュー重視のブログはつまらないと言うのは間違いです。
つまらないブログはページビューを稼げません。
ボクのこのブログのアクセス数が伸びないのであれば、それはSEOが足りない、つまりユーザビリティーが不足しているってことです。
SEOを意識するってのは人間を意識するってことです。
テキスト
さて、話が脱線しましたが、例えば次の画像を見て、どう思うでしょう。
ラーメンですよね。
人間であるあなたは、これがラーメンであることを知っています。
ここで重要なのは、「モノ」は脳内で、
ラーメン
と言う文字列に変換される、と言うことです。
人間が他の生物と違ってコミュニケーションをとったり記録を残せるのは、文字を扱うからです。
ネコがこの写真を見ても、人間がこの写真を見ても、同じ物体に見えているはずです。
しかしネコはこれを「ラーメン」だとは思いません。
人間だけが「ラーメン」だと思うんです。
それはこの物体にラーメンと言う名前が定義されているからです。
検索エンジンは人間ではありません。
どちらかと言えば動物に近いです。
画像を見ただけでも、それが何なのかを判断できません。
そこで、検索エンジンに情報を与えてやるわけです。
この画像には、
ラーメン
と言う情報が付随する、と。
それによって、検索エンジンは、
ああ、この物体はラーメンと言う名前情報を持つんだな、と知ることができます。
つまり知識情報の蓄積が起こります。
コンピュータの世界では文字列を「テキスト」とか「テキストデータ」と呼びます。
わかりやすく言えば、人間が理解できる文字と言う記号のことです。
上の画像のテキストが「ラーメン」と登録されることで、検索エンジンはこの画像がラーメンであることを覚えるので、誰かが、
ラーメン
と検索すると、この画像が出てくるようになるわけです。
だから、ユーザーのことを考えるなら、画像にaltタグを付けたほうがいいんですね。
言うなれば、検索エンジンに蓄積されているのはすべてテキストデータです。
テキストデータとテキストデータをマッチングさせて検索結果に表示させるのです。
上の写真にラーメンと言うテキストデータをaltタグを使って定義づけてやらないとGoogleは上の写真がラーメンであることを理解できないので、いつまでたっても検索で出てくることはありません。
画像だけじゃ無いです。
テキストデータはサイトの中心ですし、その1語1語が検索エンジンに蓄積されるとともに、人間にとって唯一の理解の方法なのです。
だから、例えば、ラーメンのことを、
ラーン
と誤入力してしまうと、検索エンジンはこのラーンと言うテキストデータを蓄積します。
当然、ラーメンと入力する人間にとっては一致しないので、検索結果には出てきません。
しかも、そもそもラーンと書かれていると、人間にとっても意味不明ですよね。
誤字が多いページほど、ユーザビリティが落ちているわけです。
ここからもわかるように、アクセス数を稼ぎたいなら、何と言ってもSEOが大事であり、それはサイトを人間に理解してもらう唯一の手段である文字情報つまりテキストデータが肝なんです。
誤字が多いページ、読み取りにくいページは人間にとって不快であると同時にSEOにもマイナスなのです。
繰り返しますが、最高のSEOは読者を意識することです。
画像判断
おまけです。
最近は技術の進歩で、コンピュータが画像を読み取って、それが何であるかを判断できるようになってきました。
しかしそれはコンピュータが最初からいきなり画像を見て、それが何かを判断できると言う意味では無いです。
コンピュータ内に、ラーメンを始めとする膨大なテキストデータと画像データが蓄積されていて、そこからマッチングさせているのです。
人間の赤ちゃんが最初からラーメンと言う言葉を知って生まれてくるのでは無いように、コンピュータも教えられて成長しているわけです。