震災
5月31日と6月1日に、神戸のほっともっとフィールド神戸で、
オリックス・バファローズ対埼玉西武ライオンズ
の試合が行われました。
このシリーズは、
がんばろうKOBE
と銘打って、ブルーウェーブのユニフォームを着て試合が行われました。
阪神淡路大震災から30年の年なのです。
被災
震災時は、ボクは兵庫県宝塚市に住んでいました。
もちろん、思いっきり被災しました。
幸運にも生き延びるコトができましたが、あの強烈な揺れは今でも忘れません。
そして、外へ出たとき、周辺の家がことごとくがれきの山になっていた光景も忘れません。
痛みで泣き叫ぶ人、大ケガで全身が血で真っ赤の人。
とにかく、経験した人にしかわからない光景です。
あの年、神戸に本拠地を置くオリックス・ブルーウェーブはリーグ優勝しました。
翌年もリーグ優勝し、日本シリーズにも勝って日本一になりました。
ボクも球場に何度も見に行きました。
イチロー、田口、仰木監督。
まさか震災のタイミングで優勝するなんて。
不思議な感覚でした。
同じ兵庫県の阪神タイガースは1990年代は暗黒時代で、最下位に何度も沈んでいたので、ブルーウェーブの活躍が兵庫県民を励ましました。
あれから30年。
今回の震災30周年試合。
満員のスタジアムの光景を見ながら、
ああ、もう30年も経ったのか。
震災を知らない人も増えた。
そんな思いが募ります。