プロ野球
日本のプロ野球が現在のように2リーグ制になったのは1950年。
今年は75年目ですね。
球団数は初期に多少の変動はありましたが、概ね、6チームずつ。
ボクは思うんですよ。
なぜ日本のプロ野球って、伝統的に強いチームが存在するのか、と。
強いチーム
10年とか20年くらいの短期的な話なら、わかるんですよ。
試合の上手い人たち(選手、コーチ、管理者など)が在籍しているからです。
例えば、1970年あたりのジャイアンツや1990年あたりのライオンズ。
21世紀のホークス。
でも、ジャイアンツに関して言えば、75年間通じて、概ね強いんですよね。
なぜなんでしょう?
だって、1970年あたりのメンバーなんて、誰もいませんよね?
ライオンズはあれほど強かったのに、今年は異常に弱い。
これを書いていて、思いました。
書き方を間違えたな、と。
そうです。
伝統的に弱いチームがなぜ存在するのか、の方が面白いかもですね。
1つのリーグにたった6チームしかありません。
なのに、長期間、優勝しないチームがあります。
例えば、セリーグならベイスターズ。
25年も優勝していません。
パリーグならマリーンズ。
2005年はルール上は優勝ですが、それはそのときのルールなんですよ。
実際にペナントレースでは2位でした。
ホントにペナントレースで1位になったのは1974年です。
50年間も1位になっていないんですよね。
良いとか悪いの話ではありません。
確率の話です。
どの球団もメンバーが入れ替わるじゃないですか。
なのに、6チームしか無い中で、25年も優勝しないチームや50年も1位にならないチーム。
これって、確率的に奇跡的だと思いませんか?
いったい、強いチームと何が違うんでしょうか?