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非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

BCN携帯電話ランキングの1位から18位までiPhoneが占めたことについて

Android iPhone ニュース ビジネス

ランキングを見ながら思ったこと

 

みなさん、こんにちは!

B-CHANです。

 

携帯電話の販売台数ランキングにはいくつかありますが、有名なBCNというランキングで、ちょっと珍しいことが起こりました。

 

BCNランキング

 

 

図はBCNから引用させていただきました。

 

スマートフォン・携帯電話の売れ筋情報|BCNランキング【週間】

 

新型iPhone6およびiPhone6 Plusが発売された週である9月15日から9月21日までのランキングですが、1位から18位までをiPhoneが占めています。

ランキングというのはひとつの指標にすぎないので、これがすべてというわけでは無いですが、過去に1位から18位までが同一メーカーの製品で占めることは無かったので、非常に珍しいことだと思います。

30位までにさらに4機種のiPhoneが入っています。

ここに入っていないのは、iPhone6 Plusの16GBモデルですね。まあ大画面で容量が少ないわけですから、相対的な人気は低そうです。

 

ボクはiPhoneとAndroidの両方を経験しているので、Androidの多機能性はよく知っていますし、このブログでもそれを書いてきました。

でも、日本市場で売れるのは圧倒的にiPhone。

また、世界市場ではAndroidのシェアが大きいですが、その大半が低価格モデル。つまり、機能ではなく価格の安さでAndroidがシェアを取っています。

一部のガジェット好きの人は、もちろん機能やスペックで選びますが、それ以外の多くの人は、機能以外の要因で選んでいることがよくわかりますね。

例えば、iPhoneでもAndroidでもFacebook、LINE、Twitter、メール、ネットサーフィン、電話など、ほとんど同じ事ができます。

iPhoneはAndroidよりも機能が少ないから、それらができない、というわけでは無いんです。

機能が多いか少ないかと、使用目的を達成できるかどうかは、別なんです。

AndroidにはインテントがあるからAndroidを選ぼうという人は全体の中の一部であって、大半の人の選択動機にはならないんですよね。

それよりも重要なのはネットワーク外部性。

海外ではiPhoneよりAndroid機が安くて売れますが、日本ではiPhoneでもAndroidでもキャリアの報奨金のおかげで、非常に安く買うことができます。

どっちも安く買えて、どっちも同じことに使えるのなら、iPhoneを選ぶ人が圧倒的に多いんですね。

ネットワーク外部性が効いているからです。

みんなが使っているから自分も使う、ということです。

あとはそれの循環。

 

価格が安ければ安い方を選ぶけど、価格がたいして変わらないのなら、みんなが使っている方を選ぶ。

これ、パソコンでも似てますよね。

ほとんどの人はWindowsパソコンを選びます。WindowsとMacの性能や機能をじっくり比較検討してから選ぶ人はごく一部で、大半は最初からWindowsパソコンを買います。みんなが使っているからです。

つまり、Macがどんな性能や機能を持っていても大半の人には関係が無いわけです。

WindowsでもMacでも、できることはほとんど同じですから。

Macが今後、Windowsのシェアをひっくり返すには、スペックの向上では無理なんですね。

ひっくり返すには、画期的に価格が安いMacを出すか、これまでにできないことができるようになるかです。例えば、Macに乗って空を飛べるとか。

価格の安いMacはブランド価値を毀損するのでできません。結局、MacがWindowsのシェアをひっくり返すのは難しいってことですね。今後、Windowsのシェアをひっくり返す可能性があるのは、価格の安いGoogleのChromeBookです。

 

同じように、日本国内のiPhoneのシェアをAndroidがひっくり返すには、機能アップでは難しいわけです。

機能アップでシェア逆転をするなら、iPhoneにはできない革新的な何かを生み出す必要があります。今のAndroidはiPhoneより機能は豊富でも、できることは同じなんですよね。

あるいは破壊的な価格のAndroid。

しかし日本市場ではキャリアが多額の報奨金を投入するので、実質無料に近いiPhoneに価格で勝つには、マイナス価格を付けるしかありません。

つまり、Androidを買ったら逆におカネをもらえるという施策です。

そこまでしてシェアを取る意味があるかどうかは別ですが。

実際、世界のマーケットではシェアの大半をAndroidが握っていますが、利益の大半をAppleが握っています。

ものすごくたくさんの仕事をして少し儲けるAndroid機メーカーから見れば、そこそこの量の仕事をして巨額の儲けを生むAppleは羨ましい限りだとおもいます。安売りでシェアを拡大しても無理なんですね。

 

発売3日間で1000万台を売り、新記録を作ったiPhone。

羨ましがってる場合では無くて、その優れたビジネスモデルを、多くの企業が研究する必要がありますね。

根強いファン(Appleでは信者と呼ばれますが)をたくさん作ることが強い経営の鉄則ですから。

特に、工業国であるにもかかわらず、今ではAppleの下請け企業だらけになってしまった日本においては。

同じように利益を出していても、かつてはピラミッドの頂点、今はピラミッドの下層。

収益構造は様変わりしました。

 

ランキングを見ながら、そんなことを考えてしまいましたとさ。