非天マザー by B-CHAN

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地球の回転が遅くなっている。

地球の回転にかかる摩擦力


昨晩、いろんな異業種の方々と語り合う機会があったんですが、その中で、ボクは自分のブログのこれを紹介しました。


鏡の中の自分は本物の自分と同時に動いているわけではない


自然科学の知識ですね。
そういうことがあったので、何となく、こんなことも書いておきます。
あらゆる物体は、他から力を加えられない限り、ずっと動き続けます。
これを慣性の法則と言います。
逆に言えば他から力を加えられれば、動きは変化します。
例えば、地面の上で箱を滑らせれば、少し滑ってから止まります。
一方、地面の上でボールを転がせば、かなり遠くまで転がって行った後に止まります。
どちらも最終的には止まるんですが、これは、箱にもボールにも地面からの摩擦力という力が働いているからですね。
ただし、箱と地面の接触面積は大きく、ボールと地面の接触面積は小さいため、箱の方により大きな摩擦力がかかり、その分、早く止まるわけです。
実は、地球などの星の自転も同じく慣性の法則で回り続けています。
星は他の星などが衝突し無い限り、摩擦が無いので、ずっと回り続ける、そう思いがちですが、実は違います。
例えば、地球の内部は地球の表面と違って、高温の柔らかい物質でできています。
よって、地球表面の堅い物質と地球内部の柔らかい物質はこすれ合って、摩擦が生じています。
これでどうなるかと言えば、当然、慣性で回っている地球に対して力を加えることになります。
そうです。
地球の自転はだんだんと遅くなっています。
今はおおざっぱに言えば、地球が1回転すれば24時間、つまり1日です。それの繰り返しです。
でも、昔は地球の自転はもっと早かったので、1日の長さが5時間くらいしかないこともありました。
また、将来は、1日の長さが30時間になる日もやってくるわけです。
ただし、その遅くなる割合ですが、だいたい10万年に1秒です。
現在は1日の長さがおよそ24時間、それが30時間になるには、6時間長くなる必要があります。
6時間は、
60秒×60分×6時間=21,600秒
21,600秒×10万円=21億6千万年
つまり単純計算で、あと21億年ほどたてば、1日の長さは30時間になっているわけですね。
その頃のサラリーマンは、やはり1日8時間労働なんでしょうか??
となると、労働時間に対して余暇時間が長すぎるので、収入に対する支出の割合がかなり大きいんでしょうかね?
そもそも人間の体内時計は大丈夫なんでしょうか?
30時間ごとに睡眠をとることになるので、今の人類よりはつらそうですねえ。
やはり、それにあわせて人間も進化しているのかもしれません。