プレゼン入賞
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
某所でプレゼン大会がありました。
出場各チームがプレゼンテーションのスキルを競うモノです。
全部で14チームほど出場して、ボクのチームは2位でした。
1位のチームはボクも負けを認めるほどのすばらしさ。
しかし1位になったすばらしさは技量そのものでは無かったんです。
これは2位にも言えるんですが、人々の印象に残るプレゼンをするには、高いプレゼンのスキルよりももっと大切なことがあります。
そもそも高いプレゼン能力なんて身に付けるのは難しいです。
そりゃ、5年も10年も経験を積めばスキルは身に付きますが、そんな時間を掛けるのも難しいですよね。
なので、考え方を変えてみればいいんです。
人々の心に残るのは、もちろん高度な技術であることもありますが、それ以外のことであることもあります。
スポーツ選手で、記録に残る選手と記憶に残る選手がいるのと同じです。
ボクのチームは数名構成で、ボク自身がスピーチをしたかったんですが、事情があって、今回はボクは泣く泣く黒子に徹しました。
正直言って、スピーチをしてくれた人の話し方はぎこちなく、上手だとは言えませんでした。
なのに2位に入れました。
ポイント
ボク自身は最初から、スキルではなく印象に残るプレゼンで上位入賞を狙っていましたので、優勝こそ逃したものの狙い通りです。
ポイントはズバリ3つ。
- 懸命に資料を作ること
- 聴衆を巻き込むこと
- 多くの人が興味を持つテーマを選ぶこと
これらです。
懸命に資料を作るというのは詳細なデータを並べるということではありません。
むしろそんなプレゼンは敬遠されます。
ボクのチームは手相のマニアックな発表をしたんですが、それに関して、一般的な、感情線、知能線、生命線、運命線をあえて省略し、それら以外の聞き覚えのない35種類の線について発表しました。
そのため資料の量は当然増えます。それを前日というか当日の朝近くまで徹夜で作りこみました。
パワーポイントのデータだけではなく、実際に紙とハサミと糊で切り貼りしました。
パワポと工作の両面作戦です。
そして、あらかじめ聴衆全員(およそ30名)から手の写真を入手しました。一人ひとり写真を撮らせてもらったのです。
そして全員の相を発表しました。ただし時間の制限があるので、グループわけするなど工夫しました。
とにかく非常に手間を掛けたわけです。おかげで、すべての聴衆がプレゼンに巻き込まれることとなり、必然的に全員が興味深く見てくれることになったわけです。
こうすることで、3つのポイントを満たします。
たどたどしくて手作り感満載ながらも、手間ひまかけて懸命に作った感じが明確に伝わり、しかも全員を巻き込むことに成功しました。
仕事やそれ以外でもプレゼンを行う人が多いと思いますが、陥りやすい間違いは資料の詳細性なんですね。
正直、資料の細かさは後で配布すればいいのであって、プレゼン時には不要です。
自分がどれほどがんばったかを相手にわかってほしい気持ちはわかりますが、それよりも相手がどう思うかの方が大切です。
今回はちょっとプレゼンが上手く言ってニヤニヤしているので、それを記事にさせてもらいました。