非天マザー by B-CHAN

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お天道様は見ている

 他人の目

目

 

 

ほとんどの人は他人の目を気にしながら生きています。

ホントは、他人は、自分が思うほど、自分のことなんて気にしてないんですよね。

なのに人目を気にする。

自意識過剰になるんです。

だから、必要以上に神経をすり減らす。

必要以上に着飾る。

ある人は、鬱病になる。

 

ボクがすごく若い頃に付き合っていたカノジョは喫煙者でした。

ボク自身もタバコの味は好きなんです。

何本かは吸ったことがあります。

吸ったら好きなんですが、身体に悪いことがわかっていたので、吸わなかったんです。

習慣的に吸ってしまうとやめられなくなるので、吸わなかったんです。

しかし彼女は喫煙者。

ボクは言いました。

 

「何よりもキミの身体に悪いから、キミが心配だから、キミがタバコをやめたらうれしいな。決してタバコの好き嫌いの話ではないし、ボクはタバコの味は好きだ。でもキミの健康の方が大事だ。」

 

そう言って付き合っていたので、いつしかカノジョはタバコを吸わなくなりました。

ボクはカノジョの健康の害を心配する必要が無くなりました。

 

でも、それは違っていたんです。

カノジョはボクのいないところでタバコを吸っていました。

そうです。

単にボクに隠れて吸っていただけです。

 

本質を読み違えていたんですね。

ボクはタバコを吸うことやタバコの煙やタバコの味を嫌っていたのではない。

カノジョの健康を心配していたんです。

だから、ボクに隠れて吸うことに何の意味も無いわけです。

 

人の目線を優先して考えてしまったからこその過ちなんですね。

 

人の目は関係ない

 

これは一例ですが、世の中にはそんな例がたくさんあります。

 

あの人は決して悪いことをしない人だ。

 

そんな評判の人は世の中には好くなからず存在します。

しかし、まさかそんな人が犯罪を行うことも少なからずあるわけです。

 

まさかあの人が。

 

それは人目に触れる範囲でしか判断していないからですね。

 

みんなといる時は一緒にゴミ拾いする人が、誰も見ていないところではポイ捨てする。

 

そう言う人は、そう言う人なわけです。

人前では善人のフリ、しかし本質はそうでは無い。

表裏がある分、たちが悪い。

しかし、その性質は隠しきれるモノでは無いんですね。

必ずボロが出ます。

 

大事なのは、人目なんて関係なく、本質的に生きられる人になること。

それをカンタンに実行する方法があります。

それは、古くさい言い方ですが、

 

お天道様(おてんとさま)が見ている。

 

と言うことです。つまり、誰も見て無くても常に天が見ていると言うこと。

 

誰もいないところでポイ捨てをして誰にもバレなくても、それは天が見ている。

すべての行いをそう考えるんです。

 

仕事でもそうです。

会社の同僚の前では忙しいフリをしているけど、実はヒマ。

そりゃラクかもしれません。

他人からは忙しく働いているように見られるし、でも忙しくないし。

トクですね。

でも、よく考えたらトクでも何でも無いんです。

だって、ホントに忙しく働けば、それだけスキルが身に付きます。

でも、「フリ」だけの人は身に付きません。

長い目で見たら損なんですよ。

目先のラクをとってスキルが身に付かず人生で損をする。

 

それを防ぐためには人目では無くお天道様の目を意識するんです。

例え忙しいフリだけしても、それは天にはバレている。

人目と天の目と、映るモノが異なるなら、それは本質的では無い。

そう意識すれば大丈夫。

 

もし、人生において、自分のチカラをホントに身に付けたいのなら、人目を意識することをやめて、本質に生きること、つまりお天道様に見られても問題無い生き方をすることです。

 

他人に対して、これだけやったよアピール、そんな表面的な生き方をしている人は、結局は評価されないわけです。