非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

5.8インチのiPhone Xは5.5インチのiPhone 8 Plusよりも実は画面面積が小さいと言う話

iPhone 8 Plusの画面

 

今までで一番大きな画面のiPhoneはiPhone 8 Plusです。

iPhone 7 PlusとiPhone 6s PlusとiPhone 6 Plusも同じです。

5.5インチです。

 

スマートフォンの画面だけでなく、テレビの画面やパソコンの画面もそうですが、画面のサイズは対角線の長さで表します。

5.5インチと言うことは対角線の長さが5.5インチだと言うことです。

 

iPhone 8 Plusの画面スペックは次の通りです。

 

  • 5.5インチ
  • 401ppi
  • 縦1920ピクセル
  • 横1080ピクセル

 

ppiと言うのはピクセル・パー・インチ、つまり1インチあたり何個のピクセルがあるかと言うことです。

例えば、縦の長さで言えば、1インチに401個のピクセルがあり、全部で1920ピクセルあるので、縦の寸法は、

 

1920 ÷ 401 = 約4.79インチ

 

であることがわかります。

同様に横は、

 

1080 ÷ 401 = 約2.69インチ

 

ですね。

ちなみに、1インチは2.54cmなので、

 

縦:4.79インチ = 12.17cm

横:2.69インチ = 6.83cm

 

面積は、12.17cm × 6.8cm = 83.12㎠

 

です。

 

 

iPhone Xの画面

 

 

同様に、iPhone Xの画面スペックは次の通りです。 

 

  • 5.8インチ
  • 458ppi
  • 縦2436ピクセル
  • 横1125ピクセル

 

縦:5.32インチ = 13.51cm

横:2.46インチ = 6.25cm

 

面積は、13.51cm × 6.25cm = 84.44㎠

 

です。

 

これを図示すると次の通り。

iPhoneの面積比較

 

 

iPhone XはiPhone 8 Plusに対して、縦は長く横は短くなっています。

画面サイズはiPhone Xが5.8インチ、iPhone 8 Plusが5.5インチ。

 

5.8 ÷ 5.5 = 約1.055倍

 

なので、5.5%増えています。

 

一方、画面の面積では、

 

84.44㎠ ÷ 83.12㎠ = 1.016倍

 

と、わずか、1.6%しか違わないのです。

 

 

iPhone XはiPhone 8 Plusの画面面積の1.6%大きいだけか

 

 

こうなると、誤差です。

iPhone Xは画面が大きくなると期待した人にはガッカリかもしれませんが、実際はほとんど同じ。

 

さらに、iPhone Xは画面の上部が欠けています。

欠けている部分の縦の長さは4.99mm、横幅は34mmです。

つまり面積は、169.66㎟ = 約1.70㎠。

これをさっきのiPhone Xの画面面積から引いてみましょう。

すると、

 

84.44㎠ - 1.70㎠ = 82.74㎠

 

ほら、iPhone Xの画面面積は、実は、iPhone 8 Plusよりも小さいのです。

 

さらに、iPhone Xの画面は角が丸いです。そこには表示できません。

この角丸部分は半径4.99mmの円の半径と同じです。

そこから計算すると、

 

(4.99mm × 2) × 2 - 4.99mm × 4.99mm × 3.14 ÷ 4

= 99.60㎟ - 78.17㎟

= 21.43㎟

 

これが画面の四隅にあるので、

 

21.43㎟ × = 85.72㎟ = 約0.86㎠

 

これも引いてしまうと、

 

82.74㎠ - 0.86㎠ = 81.88㎠

 

これがiPhone Xの画面の面積です。

 

実際には、上部の欠けている部分も角丸なので、これよりはほんの少しだけ表示面積は大きいんですが、細かすぎるので割愛します。

最後に図を載せますので、気になる人は、そこも計算してみてください。

 

と言うわけで、

 

iPhone Xの画面面積:81.88㎠

iPhone 8 Plusの画面面積:83.12㎠

 

よって、5.5インチのPlusシリーズから5.8インチのiPhone Xに買い換えると、画面は小さくなります。

iPhone Xの画面

 

 

対角線と面積の関係

 

 

ところで、iPhone Xの上部の欠けの部分はともかく、インチ数がアップしても面積はそんなに増えていません。

なぜ、このようなコトが起こるのか。

次の図を見てください。

四角形の面積比較

 

 

上の正方形の対角線の長さは、5.66cmです。

面積は、

 

4cm × 4cm = 16㎠ 

 

です。

 

下の長方形の対角線の長さは、8.06cmです。

面積は、

 

1cm × 8cm = 8㎠

 

です。

 

長方形の方が圧倒的に対角線が長いのに、面積は正方形の方が2倍も大きいのです。

つまり、対角線の長さは面積の指標にはならない、と言うことですね。

数年前にテレビがワイド画面化したとき、同じインチ数なのに画面が小さくなったのはそう言う理由だったんですね。

 

iPhone XはiPhone 8 Plusより確かにインチ数は上がりましたが、面積はほぼ同じ、

そして横幅はむしろ小さくなりました。

なので使い方によってはむしろ狭く感じるかもしれませんね。

ボクのようにiPhoneで電子書籍をよく読む人間にはiPhone Xのような極端に細長い画面は不利なんですよね。

むしろiPadのような縦横の差が小さい端末の方が電子書籍の情報は多く表示できるのです。

まだ買っていない人は参考にしてみてください。

 

と言うわけで、今回は、カンタンな算数のお勉強でした。