発音とローマ字のおさらい
「こんにちわ」を録音して逆から再生すると、
「わちにんこ」
にはならないことを知っていますか?
発音というのは母音と子音から成ります。
例えば「こ」は「K」と「O」の組み合わせです。
なので「K(く)」と「O(お)」を早く言えば、「くお」→「こ」になるわけです。
だから逆から読むなら「OK」つまり「おく」が近いですね。
「こんにちわ」をローマ字で書くと、
K O N N I T I W A
これを反対から並べると、
A W I T I N N O K
なので、
「あうぃちんのく」
と発音して逆から再生すれば、
「こんにちわ」
と聞こえるはずです。
「ありがとう」
なら、
A R I G A T O U
なので、逆にして、
U O T A G I R A
つまり、
「うおたぎら」
と発音して逆から再生すれば、
「ありがとう」
と聞こえます。
実際にアプリでやってみる
では、実際に実験してみましょう。アプリはこれを使います。
https://itunes.apple.com/jp/app/ni-zai-sheng-ribasu-boisu/id619728133?mt=8&uo=4&at=10lpb9
起動して「MAIN」ボタンをタップします。
赤い丸ボタンを押せばすぐに録音が始まるので、
「うおたぎら」
と発声して、もう一度赤丸ボタンを押して録音を終えます。
下にある2つのボタンのうち、右側は普通の再生、左側は逆再生です。
逆再生して、きちんと「ありがとう」と聞こえることを確認してみましょう。
また画面上部の「逆さ語に変換…」欄をタップすると、入力欄が表示されます。
ここにひらがなで好きな言葉を入力して「OK」をタップしましょう。
すると、ローマ字で逆順に並べ直した言葉を表示してくれます。
これを録音して逆再生すれば、元の言葉になるはずですね。
ちなみに、
「さかさかさか」
を録音して逆再生すれば、
「赤坂サカス」
ですね。
使い道
基本的には冗談アプリですが、使い道はあります。言語学を学ぶ人の研究のため。
あるいは飲み会のため。
例えば飲み会で、逆再生で元の言葉が再生できるように誰が一番うまく録音できるゲームとか、あるいは、逆再生を聞かせて元の言葉を当ててもらうゲームとか。
ほーら、企画好きのあなた、使うシーンがひらめいてきたでしょ〜。