アルバム
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
仕事の中で、ボクが感心したことがあったので、忘れないうちに書いておきます。
会社内にはいくつかのチームがあるんですが、そのうちの建築チーム。
そのチームはお客さんを喜ばせるために、住宅が完成したら、アルバムをプレゼントするんです。
新しい住宅が建設されて完成するまでの様子を写真に撮って、完成したらみんなで集合写真を撮る。
それらをアルバムにするんですね。
ゼロから新築の完成までがアルバムになる。
確かに良いサービスです。
お客さんも喜ぶでしょう。
他の社員たちも概ね、良いサービスだと思うと感想を述べていました。
凡人
しかし、ただ一人、会社の経営者つまり社長だけは、
「こんなのは凡人のやることだ。」
と一蹴していました。
おや?厳しい社長がいつも通り怒るのかな?
そう思いましたが、その後の説明を聞いてボクは感心しました。
完成する新築の写真など撮らなくても、実物をいつでも見られるでは無いか。
それが社長の言い分です。
そんなことよりも、新築が建つ前に取り壊された旧居の写真を撮ってアルバムにしろ。
つまり、旧居は取り壊してしまえば二度と見ることができない。
だからこそ、たくさん写真を撮っておいてあげてアルバムにしてあげれば、それこそホントにお客さんは喜ぶぞ。
そういうことなんです。
ボクは素直に感心し、そして感動しました。
社長は社長と言うだけあって実績を上げてきたスーパー営業マンですが、それには理由があるんだな、と。
お客さんの立場になって考える。
ありふれた言葉ですが、それをホントに実践できる人はごくわずか。
そのわずかの人たちが成功を勝ち取る。
おカネを稼ぐと言うことはモノやサービスに対する対価を頂くと言うこと。
つまり、たくさん稼ぐ人は、それだけ大きな満足を相手に与えてきたと言うことなんですよね。
それをあらためて感じさせられた出来事でした。