非天マザー by B-CHAN

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デジタル過渡期

デジタル時代へ

 

 

ボクが生まれた当時は世の中にパソコンなんて見当たらなくて、携帯電話ももちろん無し。

それが、大人になるにつれてパソコンが登場し、携帯電話が登場し、やがてカメラもフィルムからデジタルに移行しました。

 

つまり、アナログの時代からデジタルの時代への変化を身をもって体験してきたのです。

 

 

カメラ

 

 

さっき、たまたま昔のカーオーディオのカタログが載っているウェブサイトを見つけました。

そう言えば、ボクも昔、載っていたクルマにケンウッドのカーオーディオを載せていたなあ、と。

どの機種だったかな、と思い出そうとするんですが、決め手がありません。

 

そこで思ったんです。

 

現在と昔の大きな違いは、デジタルカメラの有無だ、と。

 

いまの世の中って、個人個人が膨大な数の写真を撮影しますよね。

年間、数百枚、数千枚。

しかも、それがデジタルなので劣化しません。

100年後にも同じ画質で見られるのです。

さらに、インターネットに載せて多くの人と共有できます。

つまり、画像映像資産が残るのです。

 

でも、アナログ時代には、それは困難でした。

ボクが昔、使っていたカーオーディオの写真。

それは残っていません。

だって、いまのように気軽に写真なんて撮りませんから。

旅行に行って記念写真は撮りますが、いちいち車内の日常の写真なんて撮りません。

だって、撮影しても、現像つまり人間が見られるようにするのにコストと時間がかかりますし。

さらに、写真の数が増えれば保管場所の問題もあります。

 

ボクは1995年の阪神大震災の被災者ですが、当時はフィルムカメラ。

確かに写真は数枚程度、ボクも残しましたが、その程度です。

フィルムなので経年劣化。

一方、2011年の東日本大震災。

膨大な数のデジタル画像映像が残されています。

 

こう考えると、人類にとって、デジタルカメラの登場は、後世に情報を残す意味で、画期的な出来事なんですよね。