成功
すでに歴史の中で語り尽くされた話をします。
なぜなら、知らない人もいるからです。
今年、メルカリが上場しました。
今年最大の上場です。
世の中には、メルカリ以外にも、大成功を収めているベンチャー企業はたくさんあります。
グーグルも、Facebookも、ソフトバンクも、他のどの会社も、最初は小さなスタートでした。
そんな会社を成功させ上場させ、一流企業の経営者となる。
そう言う意味では成功者です。
しかし、それは一面。
失敗
成功した人たちは多くが著書を出すので、ボクも読むことが多いです。
また、歴史的な古典もたくさん読みます。
たくさんの本を読んでいる人にはわかると思いますが、共通点があります。
それは、成功の裏の失敗です。
ボクはひとりのサラリーマンですが、勤務先は従業員が約1000人。なかなかに大きな会社です。
そんなグループのトップである社長から聞きました。
それは、
1勝99敗。
1回挑戦して成功を収めたのでは無い、と。
何度も何度も挑戦しては失敗し、やっと成功したんです。
これは上記で例を挙げた成功企業の経営者にも当てはまります。
多くの人は失敗がダメなモノだと考える。
だから、失敗しないように行動する。
いつも言っていますが、世の中は、
- ハイリスク・ハイリターン
- ローリスク・ローリターン
の原則で成り立っています。
失敗しないように無難に行動するタイプの人は、それと引き換えに、成功はしないのです。
アメリカの大統領に会いたければ、アメリカに行くと言う行動が必要。
ホワイトハウスへ向かうという行動が必要。
行動。
行動。
とにかく行動。
それでも、たいていは失敗します。
しかし、アメリカへ行くと言う行動をしない人は、絶対にアメリカの大統領には会えません。
失敗しない代わりに成功も無いのです。
収入が上がらない、良い出会いが無い、人生うまく行かない。
それは、そのようにしているからです。
つまり、失敗を経験していない。
1回やってうまく行かなければ終わり。あきらめる。
だからです。
100回目の成功を期待して99回の失敗を経験する。
そこがポイント。
失敗するたびに経験と学びが得られます。
失敗しない人よりも大量の失敗を経験している人の方が優秀です。
乙武洋匡さんっていますよね。両手両足がほとんど無く、五体不満足でおなじみです。
彼は、肉体的にハンデを持っているように思ってしまいますが、人並み外れて行動しています。
普通に2本脚で歩く人よりも、はるかに多く活動しています。
だから、ああやって表舞台に出てきます。
当然、その裏で、たくさんの失敗をしているわけです。
物事がうまく行かない人は、とにかく毎日、いろんなコトをしましょう。
そしてどんどん失敗して恥をかきましょう。
それが蓄積されスキルが上がっていきます。
失敗がゼロなんて、何の自慢にもならないんですよ。
どんな本を読めば良いかって?
どんなのでOK。
何かで成功した著名人の本なら、たいてい、失敗談がたくさん書いてありますから。
ボクも日々、いろんな本を読んでいますが、直近で読み終わったのはこれです。
よければどうぞ。