思い込みによるネットのデマの拡散
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
前回の記事は読んでもらえましたか?
ペヤングとゴキブリとネットのデマ - 非天マザー by B-CHAN
読んでもらえないと論点がわからなくなるので、前回の記事を読んでから続きを読んでください。
さて、その後、新たな情報がネットに現れました。
過去にも小さな虫が混入していたというクレームがあったということです。
「ペヤング」虫混入の苦情初めてではなかった 「小さな虫の苦情は過去にも複数あった」 : J-CASTニュース
これによって、ますます、まるか食品叩きが加速していますね。
うーん、あいかわらずの判断力の欠如。
上記の記事にも何度も書いてあるように、
真偽は不明
なんですよね、現時点では。
過去に虫混入があったのが事実であっても、それだけで今回のゴキブリ混入が事実かどうかはわからないわけです。
当たり前の話ですけどね。
例えば、あなたが過去にスピード2違反で2回捕まったことがあるとしましょう。
その後、あなたの家の近くでひき逃げ事件があったときに、真偽を調べる前に、
「おまえは過去に2度も交通違反をしてるんだから、今回の交通事故はお前に違いない!」
と決めつけられて有罪になったらどうでしょうか?
そういう国って正しいですか?法治国家として。
もちろん間違っているわけです。
推測で断罪するのでは無く真実を持って断罪すべきです。
もちろん、今回のまるか食品の対応はマズいでしょう。
しかしそれは対応のマズさを批判すればいいのであって、ボクもその点で、まるか食品を擁護するつもりもありません。
だからと言って、それがゴキブリ混入が真実と断定する材料にはなりませんし、別の話ですよね。
前回も書きましたが、今回のゴキブリ事件に関しては、現時点で、
- まるか食品を批判している人
- まるか食品を擁護している人
両方が間違いです。
現時点では、真実が判明していないので、批判も擁護もしないのが正しい姿勢です。
まるか食品を批判するのは、ホントにまるか食品の不手際によってゴキブリが混入したことが真実であることが判明してからでいいんです。ボクもそうするでしょう。
逆に、まるか食品を擁護するのなら、今回のゴキブリの件がまるか食品の落ち度では無いことが判明してからでいいんです。ボクもそうするでしょう。
あなたが、法治国家である日本に住む、きちんと法を順守できる判断力がある日本人なら、それを理解してくださいね。
そうでないと、前回の記事で書いたような悲劇を起こすのに加担する人になってしまいますよ。
法治国家である日本を好きなら、真偽が判明する前に、推測だけで勝手に断定してデマをまき散らすのはやめましょう。デマをまき散らすほど、日本の法的リテラシーの低さを世界に晒して日本を貶めることになるんですよ。