非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

借金と赤字を混同する人たち

赤字

 

 

リテラシーと言う言葉を知っていますか?

日本語にするとなかなか適した言葉が無いんですが、簡単に言えば知識ですかね。

ITリテラシーと言えばIT知識。

会計リテラシーと言えば会計知識。

 

仕事をする上で、同僚から、どんなスキルを身に付ければ良いかと訊ねられ、ボクは迷わず、

 

会計リテラシー

 

を身に付けるのがベスト、と答えました。

業界にはそれぞれ特有の知識が必要です。

 

自動車業界なら自動車の知識。

IT業界ならITの知識。

飲食業界なら飲食の知識。

 

でも、会計の知識はすべての業界に共通して必要です。

これは世界共通です。

地球上には共通言語はありません。

英語とか中国語が数多く話される言語ですが。

 

でも、会計は世界共通です。

それだけマーケットが大きいのです。

 

数字に強い人は仕事に強いです。

例えば、黒字なのに倒産してしまった会社は少なくありません。

経営者は業界特有の知識は持っていたのに、会計リテラシーが無かったために、そんな自体に陥るのです。

もったいないですよね。

 

世の中には、

会計リテラシーのある人

会計リテラシーの無い人

の2種類の人間がいます。

この2種類の人間は、世の中の見え方がまったく違います。

前者は世の中の仕組みを理解している人。

後者は世の中の仕組みを理解していない人。

 

ボクはたまに後者の人がこんなことを言うのを耳にします。

 

「あの会社は借金だらけだから全然儲かっていない。」

 

このセリフを聞いただけで、会計リテラシーがある人なら、おかしさに気付きます。

 

借金があるかどうかはBSの話であり、儲かっているかどうかはPLの話だからです。

 

このBSやPLの概念を持ちだしただけで会計リテラシーの無い人にはちんぷんかんぷんですが、世の中のすべての組織はそれで説明できるのです。

 

儲かっていない状態、例えば、収入より支出が多ければ赤字になります。

この赤字の状態は経営の成績です。

 

1年間で1億円売れたけれど、1億2000万円の支出があったのなら、2000万円の赤字(ここでは細かい話は抜きにしておきます)。

つまり、1年間と言う期間の成績なんです。

 

 

借金

 

 

では、借金とは何でしょうか。

借金とは借り入れであり、1時点での状態です。

例えば、

A社は、1年間で1億円売れたけれど、1億2000万円の支出があったので、2000万円の赤字。期末に借金が3000万円ある。

B社は、1年間で1億円売れたけれど、1億2000万円の支出があったので、2000万円の赤字。期末に借金はゼロ。

 

こうやって比べればわかりますよね。

A社もB社もどっちも2000万円の赤字で同じ成績。ただし借金の額は違います。

つまり、借金の額にかかわらず、A社もB社も儲け度合いは同じなのです。

 

借金の大小と儲かり方の大小は関係ありません。

だから、

 

「あの会社は借金だらけだから全然儲かっていない。」

 

と言うセリフが間違いなのです。

 

今、日本で一番儲かる会社と言えば、トヨタとソフトバンク。

そして、どちらも巨大な借金があります。

巨大な借金があるから儲かるのです。

借金を使うことで儲けるやり方を財務レバレッジと言います。

BSとPLの概念、そして財務の知識をきちんと理解していれば、とてもカンタンなことです。

 

借金があることで効率よく稼げること。

黒字でも倒産することがあること。

赤字と借金はまったく別の話であること。

 

そう言った会計リテラシーを持っているか持っていないかによって、世の中の仕組みの理解度は全然違います。

 

もしあなたが何も勉強してなくて、でも、これから何かを学ぼうとするなら、数字に関する学問をオススメしておきます。

数字に強い人は、どの業界でも必要とされ、しかもマーケットは巨大。

さらに数字を苦手とする人が多いので希少価値があり、その上、世の中の仕組みを正確に捉えることができるからです。

いきなり難しい本を読むのは抵抗がある人。

そんな人は、ボクのこのブログを読んでいれば良いんですよ。

なぜなら、きちんと理解している人が読めば恥ずかしくなるような、こんな初心者向け記事をたくさん書いているからです。

 

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