iPhoneとAndroid
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
ボクは普段のメインスマホとしてiPhone 6 Plusを使っていますが、Android機であるZenfone5も併用しています。
パソコンの世界では、Windows PCが大半のシェアを獲り、残りの多くがMacという構図になっています。
一方、スマホの世界ではパソコンほど極端な差では無いですが、多くのシェアをAndroidが握り、それに対抗しているのがiPhoneです。
WindowsもAndroidもシェアが高いわけですが、その理由は、とにかく機種が多いことに尽きます。
様々なメーカーが出すわけですから、当然、マーケットでは選択肢が増えますよね。
安い機種もたくさん出るので、ユーザーの手に届きやすいわけです。
Appleの場合はMacにしてもiPhoneにしても、どちらかと言えば高級路線。
まあiPhoneの場合は高いのに売れるのが特徴なんですけどね。
だからこそ、スマホの世界では利益の大半をAppleが稼いでいる状況です。
他のメーカーは作っても作っても儲からない構造になってしまっています。だって、安さが理由で売れているわけですから。
まあそんな多種多様な機種がひしめくWindowsとAndroid。
これって言い換えれば、同じOSであっても機種によっては体験がまったく異なるってことです。
同じWindows10なのに廉価なマシンを買ってしまうと不快であり、高級機を買うと快適になります。
Androidでもそうです。
iPhoneの場合は基本的には世界中で単一機種なので、みんなが同じ体験をするわけです。
クローズドなOS、オープンなOS
そういう言い方をするとWindowsとAndroidって似てるのかと思ってしまいがちですが、実際に使っていると、実は全然違うんですよね。
WindowsはホントはMacに近いんですよ。
なぜかと言えば、Windowsをマイクロソフト以外が作れないからです。
MacのOS XをApple以外が作れないのと同じ。
てことは、OSがアップデートされれば、世界中のマシンがアップデートの対象になるんです。
これは基本的に少品種のMacだけでなく、他品種のWindowsパソコンにも当てはまります。
でも、Androidは違うんですよ。
なぜなら、AndroidというOSはGoogleの設計によるものですが、実際に各マシンに載るAndroidは機種ごとにカスタマイズされています。
つまり、100社のAndroidスマホがあれば、Android OSも100種類存在することになるんです。
これがWindowsとの違い。
なので、AndroidというOSのニューバージョンが登場しても、世界中のAndroid機がアップデートされるわけではありません。
実際、ボクが使っているZenfone5。
これ、海外ではすでにAndroidバージョン5が登場しているんですが、日本版のZenfone5に関しては未だにAndroid4のままです。
数ヶ月遅れています。
このように同じ機種ですら国によってOSの対応が遅れるAndroid。
ましてや無数の機種が存在するわけですから、Androidとしての足並みなんて全然揃ってないわけです。
今はシェアが大きなAndroidですが、実はこの特性が足を引っ張るんじゃ無いかとボクは予想しています。
ユーザーに意思さえあれば、世界中のマシンが足並みをそろえてアップデートされるWindowsやMacやiPhone。
方やユーザーが望んでも、メーカーの対応が遅れれば足並みが乱れるAndroid。
果たして数年後のシェアがどうなっているか。
ボクはとても楽しみに傍観しています。