非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

4WDの足回りのお話

4WDのサスペンション

多趣味と書きましたので、他の話題も。
今回はクルマです。
クルマに関しては、F1からラリーからメカニズムから自動車マーケットや歴史など、けっこう語っちゃうくらい好きなんですね−。
乗用車に関しては、基本FRが好きなんですね。
現代の乗用車はほとんどがFFになってしまいましたが、やっぱり後輪が駆動する挙動というのは運転していて楽しいな、と。
そんなボクも某FR車に乗っていたんですが、壊れてしまって…。
買い換えたのは、なんと4WD。
クルママニアのボクが4WDを買うとは、と思ったんですが、それはそれでおもしろい世界でした。
4WDには10年ほど乗りました。趣味のスノボやキャンプや旅行に本当に大活躍で、10年たったときにはすっかりボロボロになっていました。
アウトドアのサークルや自動車のサークルにも所属していたりして、たくさんの人と出会い、ずいぶん4WDの勉強もさせてもらいました。

リジッド

乗用車の世界では、サスペンション周りはほぼ、独立懸架方式が当たり前です。やはり乗心地が大事ですからね。
しかし、4WDの場合、乗心地よりも緊急脱出性が重視されたりするんですよ。
だから昔から、リジッド式が重宝されていました。リジッドってのは左右の車輪がつながっているので、たとえば右の車輪が何かに乗り上げて大きく上がってしまったとき、左右の中心を軸にして、逆に左の車輪はぐーっと下がって地面を押しつけるわけです。これでトルクが稼げるんですね。
レンジローバー、ランクル、パジェロ、ビッグホーン、ジムニーなど、リジッドのクルマってかつてはたくさんあったんですが、今やランクルの上位車種でもインデペ(独立)になってしまってるんですよね。完全に乗心地重視です。
車輪を支えているスプリングも、昔は丈夫なリーフスプリング(板バネ)が使われていましたが、今では4WDの世界でもほぼ絶滅し、コイルスプリングになっています。
トラックやダンプカーなんかの下回りをのぞき込めば、今でもリーフスプリングのリジッドサスペンションが見れたりしますので、ボクなんかは、たまにフムフムと怪しい動きをしていたりします。