非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

AmazonのKindleを使用開始してみた

iPhoneのKindleアプリ

大手通販サイトのアマゾンがKindleっていう電子書籍リーダーを何年か前から出してるんですけど、去年あたりはアメリカでかなり売れたようです。
電子インクを使っているので、電源を切っても画面が表示されているのと、液晶のようにバックライトなんか無くって、本当に紙のように読めるので好まれているみたいです。
で、例によって、そのKindleのアプリがさっそくiPhoneに登場。


Kindle

Kindle

  • AMZN Mobile LLC
  • ブック
  • 無料


無料ですので、とりあえずダウンロードしました。
今のところKindleは米国アマゾンだけなので、普段使っている日本のAmazon.co.jpとは別に、Amazon.comのアカウントを作りました。
これまでは、アマゾンで本を発注したら到着を数日待っていましたが、Kindleなら当然、その場でゲットできます。
iPhoneで直接注文して、その場でダウンロードもできますし、PCのアマゾンのサイトで注文して、iPhoneに配信するようにもできました。
いくつかの古典文学的な作品は無料ですね。日本の青空文庫のようなものですかね。
とりあえず、

  • A Christmas Carol
  • エドガー・アラン・ポー作品集
  • Getting Things Done

という3冊を買ってみました。といっても上の二つは無料ですけどね。Getting Things Doneは$11.36でした。書籍ハードカバー版が$16.47ですから、結構安いですね。
GTD(Getting Things Done)と言う言葉はタスク管理の手法として昨年あたり、ものすごく流行ったので聞いたことがある人も多いでしょうけど、ボクも勉強したいと思っていたので、ちょうど良いタイミングでした。書店やネット上にはGTDに関する文献はたくさんあるのですが、ここはあえて英語版に挑戦です。

電子書籍は普及するか

さて、このKindleをはじめとする電子書籍。どうなるでしょう?
電子書籍自体は、何年も前から流通しています。ボクも昔、シャープのザウルスという電子手帳で読んだりしましたし、PCやiPhone向けにも様々なフォーマットが流通しています。
問題は、様々なフォーマットにあるんでしょうね。要は、互換性がない。テキストベースのデータであればどれでも読めるんでしょうけど、独自形式のフォーマットであれば、まず読めない。
そこへアマゾンという大手がKindleを普及させた。これによって、もしかしたら、フォーマットもKindleに流れていく可能性はあります。そうすれば、流通マーケットは拡大しやすくなりますので、一気に普遍的になるのかも知れません。
それは、ますます紙媒体の衰退を意味するでしょう。
日本語の文献はKindleにはまだ出ていないようですが、いずれ出るのが楽しみです。
ボクも毎月10冊以上の本を読みますが、電子書籍なら何冊持ち歩いても重くもないしかさばらないし、紙の無駄にもならないし、劣化もしないので、ますます知的向上心に火が付きそうです。