紙の書籍でも定番のキクタンシリーズ
昨日まで英語のリスニングとかスピーキングについて書きました。その時はできるだけ簡単な文章で、とも書きました。
でも、やはり並行してトレーニングする必要があるのがボキャブラリーです。
文中に1つや2つわからない単語があっても推測できることもありますが、さすがに1行に3つも4つもあると読めません。
そこでがんばって単語や熟語を覚えていくことになりますが、ここで紙の書籍には無いアプリの利点が出てきます。
それは進捗管理という点です。
紙の書籍なら、自分がどこまで進んだかとか、どの単語を覚えたかということを管理するのはなかなか大変ですし、できたとしても効率が悪いです。
でも良いアプリを使うと効率よく学習できます。
いろんな学習アプリを試してみた結果、ボクが日常使っているのが、アルクの、
キク★英単語シリーズ
です。
このシリーズ、もともとは「キクタン」という愛称で紙の書籍でも有名ですが、iPhoneアプリとしてうまく移植されています。
アプリの構成としては3つの部分に分かれています。
- 単語帳
- 単語復習
- リズム単語(チャンツ)
キクタンとしての最大の特徴は、この3番目のチャンツです。チャンツというのは歌うようにリズムを取って単語を覚えていく方法で、わかりやすく言えば、ラップを歌いながら単語を覚えるようなものです。
正直、ボクはこれで覚えるのは苦手なので使っていません。
単語帳というのは、その名のとおりの単語帳で、単語と発音と意味と例文などが書かれています。発音ボタンを押せば実際に発音されますし、赤いチェックシートで赤い文字を隠すこともできます。
そして単語帳で単語の意味を覚えたら、いよいよ単語復習。
他のアプリによくある単語復習モードやテストは、答えが選択式になっていてタップして選ぶものが多いんですよ。
でもそれだと、記憶が曖昧な単語でも選択肢を見たとたんすぐにわかってしまったりするんですよ。
つまりできるだけ正確なボキャブラリーを身に付けるのにはちょっと弱いかなと感じています。
その点、このキクタンなら、画面の一番下に、
[◯覚えている][×覚えていない]の2つのボタンがあるだけです。
つまり選択式ならば、選んだ答えが正解かどうかはアプリが判断しますが、このアプリの場合は、自分で判断するわけです。
もし自分が、答えがわからなければ、
[×覚えていない]ボタンを押します。すると、こうなります。
こうやって、どんどん進んでいって、全問終わったら、また最初に戻るんですが、2回目からは、1回目で[◯覚えている]ボタンを押した単語はもう出題されません。
つまり、覚えていない単語だけを復讐することができるわけです。2回目で[◯覚えている]ボタンを押したら3回目ではもちろん出てこなくなります。
こうやって回数を繰り返すうちにだんだんと出題数が減っていき、全部正解するまで繰り返すことになります。
この方式のメリットは、さっきも書いたように、選択肢を見て思い出してしまうこと無く正確に自分の記憶を確認できることと、すでに覚えている単語を無駄に何度も復習する必要が無いことです。
キクタンシリーズはジャンル別にいくつか出ています。
以下に並べておきますので、クリックしてAppStoreに見に行ってみてください。
上記の画面は旧版アプリですが、もう販売されていないので、下記は新版です。
TOEICシリーズ
https://itunes.apple.com/jp/app/kikutantoeic-r-test-score/id573385592?mt=8&uo=4&at=10lpb9
https://itunes.apple.com/jp/app/kikutantoeic-r-test-score/id573390664?mt=8&uo=4&at=10lpb9
https://itunes.apple.com/jp/app/kikutantoeic-r-test-score/id573391771?mt=8&uo=4&at=10lpb9
級別シリーズ
https://itunes.apple.com/jp/app/kikutan-basic-4000-wenite/id546276382?mt=8&uo=4&at=10lpb9
https://itunes.apple.com/jp/app/kikutan-advanced-6000-wenite/id546278681?mt=8&uo=4&at=10lpb9
https://itunes.apple.com/jp/app/kikutan-super-12000-wenite/id546280643?mt=8&uo=4&at=10lpb9