非天マザー by B-CHAN

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iPhoneやiPadがiOS5になってから思うパソコンいらずの問題

パソコンが無ければインターネット回線も無い

こんにちは。
やり投げでは無く、投げやりなら世界記録が出せるんじゃ無いかと思っているB-CHANです。
皆さん、いかがお過ごしですか?
さっそく今回の話題です。
この10月からiPhoneのOSはiOS5になりました。
いろんな新機能が搭載されましたが、それまでのiOS4までと違って、母艦としてのパソコンが不要になったのが大きなセールスポイント。
(ATOKで「せーるすぽいんと」と入力して変換キーを押すと変換候補に"selling point"が出てきます。こういうところが好きなんだよなあATOK。いちいち辞書を引かなくても入力して変換すれば和英辞書になる)
これまではパソコンを持っていないと事実上は使えなかったiPhoneが、iOS5の登場で、パソコンを持ってない人でもiPhoneを気軽に買えるようになりました。
パソコンが不要になり、しかも日本ではauからも出るとあって、ますます売れまくっている感じですね。
今朝リリースされたiOS5.0.1というアップデートも、パソコンを使わずにiPhone単体で簡単にインストールすることができました。
いや〜以前を知るものとしては、本当に便利になりましたね。
しかし!しかしですよ!
ちょっと考えてしまうこともあるんですよ。
数は少ないと思うんですが、自宅にパソコンを所有していない人というのは、そもそも自宅にインターネット回線も引いていないと思うんですよ。
そりゃそうですよね。パソコンが無いのにインターネットを引いてもほとんど意味が無い。
iPhoneは携帯電話の電波(3G)を使って通信を行えますから、自宅にインターネット回線を引いて無くても良いわけです。
ところがですよ。
さっき話したようなOSのアップデートは無線LAN(Wi-Fi)もしくはパソコン経由でしかダウンロードできないんです。
そもそもパソコンを持ってない人はたいていインターネット回線も引いていないわけで、となるとWi-Fiルーターも持ってない、持っていてもつなげない、つまりWi-Fiも使えないわけです。
なので、パソコンがなくても気楽に買えるはずのiPhoneなのに、OSのアップデートを行う方法が無いのです。
OSだけではありません。
iCloudのバックアップもWi-Fiが必須ですし、20MBを超えるアプリのインストールにもWi-Fiが必須です。
つまり、パソコンを持っていないからこそ、代わりにiCloudにバックアップしたいのに、その人に限ってそのiCloudも使えないって状態なわけです。
かといって、パソコンも無いのにそれだけのために自宅にインターネット回線を引いて毎月プロバイダ料金を払うのもちょっとバカバカしいですよね。
これは現在の3G回線が貧弱でとても大容量データ通信に耐えられないからであって、今年から来年あたりに普及が始まるであろう次世代携帯電話回線ではもしかしたら使えるようになるかもしれません。
が、現時点ではパソコンの無いユーザーはどうすればいいのでしょうか?
WiMAXなどのモバイルブロードバンド業者と契約するという方法もありますが、これも毎月の料金と機器代金が必要です。
そこで、パソコンを持って無くて自宅にインターネット回線が無い人は、マクドナルドやスターバックスや駅など、ソフトバンクやauがWi-Fiアクセスポイントを置いている場所に行って下さい。
これが一番安上がりにWi-Fiが使える方法です。
そこでiCloudにきちんとバックアップを取り、それからOSのアップデートをしてください。
今はこれくらいしか思いつきません。
ドコモのAndroid機では続々とLTE(次世代っぽい高速の携帯電話回線)対応機が登場しています。
iPhoneもたぶん来年の新型機ではLTEに対応するでしょう。そうすればWi-Fiが無くてもLTEでOSのアップデートなどが可能になると思います(よね?)
それまでは上記の方法で何とかしのいでください。
ソフトバンクとauのWi-Fiスポットのページを貼っておきますね。


ソフトバンクWi-Fiスポット
公衆無線LANサービス Wi2 300(auのiPhone用)


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