太陽を肉眼で見てはいけない
いよいよ明後日に迫った金環日食。
日本では25年ぶりと言うことなので、たくさんの人が興味があると思います。
一つだけ言っておきます。
金環日食は肉眼では見えません。
そして、肉眼で見ようとすることは非常に危険です。
普段、自然に目に入ってくる太陽の光と、焦点を合わせてみようとする時の光とは1万倍の差があるそうです。
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つまり、ほんのちょっと、1秒2秒程度だけ見ようとしただけで目に障害を負う可能性があります。
そして治療法はありません。
もともと見えないモノを見ようとして目に一生治らない障害を負ったり失明したりする、これほど無意味で危険な事はありません。
絶対に肉眼で見ないようにしましょう。
サングラスもダメです。
必ず「日食観察用」の専用製品を使いましょう。
ただし、粗悪品には気をつけて。
日食グラス、粗悪品の製品名公表 目を傷つける危険
直接見なくても、こんなにおもしろい現象が観察できるんです。
金環日食 観測方法
特に小さな子供を持つお父さんお母さん。
子供には絶対に日光を見せないように気をつけて下さい。
防げたはずの障害を、一生、負っていくことになってしまいますよ。