非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

Kindleで出版するにあたって試行錯誤。1ページ1ページ固定したいんだけどできないのかな〜。

1ページ完結タイプの書籍

以前から宣言してたんですけど、AmazonのKindleで電子書籍を出版してみます。
あれこれ迷うよりも、まず実行して、いろんな失敗を経験してスキルとノウハウを身に付けるのが良いと考えたので、とりあえず実行です。
とは言え、めちゃくちゃな書籍を出すわけにはいかないので、きちんと作り込みしています。
内容は「写真」+「詩」で、1ページに1枚の写真とひとつの詩、つまり1ページごとに完結です。
こんな感じ。
kimi to boku


しかし、電子書籍というのは本来、ページという概念が無いと考えるものです。
なぜなら、読む端末によって画面の大きさが異なるし、また、文字の大きさも自由に変更できるからです。
つまり、読む環境によってページ数なんて変わってしまうのです。
でも、1ページ完結型の書籍だと、困るんですよね。
もし文字を大きくすると、次のような事が起こります。
文字を拡大 ページをまたぐ


また、横画面にすると、次のようになってしまいます。
横画面レイアウト崩れ


なので、それを防ぐために、Kindleでは固定レイアウトの書籍を作ることもできます。
例えば、コミックのように画像だけなら、固定レイアウトのページにすることで、1ページ1画像の書籍ができあがります。
でも、今回の写真詩集のように画像と文字が混在して、しかも1ページ完結の固定レイアウトは、いろいろ調べたんですが、現時点ではKindleでは作るのが無理?なようです。
できる人は教えて欲しいです。
なので、今回は、リフロー(文字可変)で出版し、「文字をなるべく小さくして縦画面でご覧ください」という注意書きを付けて出版することにしました。
他にも、EPUB、HTML、PDF、DOCファイルの変換がうまく行かなかったり、とにかく大変でした。
いま、試験期間中と言うことですが、幸いにもKindleのほうで、日本語のDOCファイルを受け付けているので、MicrosoftのWordで作ってアップロードしたところ、ほぼうまく行きました。
あくまでも、「ほぼ」で、やはり一部、改行や文字の大きさがおかしくなったりしました。
本来、作家は書くことに専念できればいいんですけどね。
例えば、紙の書籍を出す作家は、別に製本の仕組みや印刷機の構造など、書くこと以外の知識は要求されません。
でも、今のところ、Kindleで個人が本を出すには、ある程度、ファイルの知識や概念が要求されます。
手順そのものは、そんな知識がなくてもできますが、やってみると、レイアウトがおかしくなったり、うまくいかないことが多いです。
そうなると、HTMLやファイルなどのコンピュータの知識が無いと修正できません。
今は仕方がないですが、いずれ改善されて、コンテンツさえ作れば簡単に個人が出版できる時代になればいいなと感じました。