非天マザー by B-CHAN

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企業がiPadを導入するということ

重要なのは目的の合致であって端末の性能・機能の優劣ではない

iPad


企業が続々とiPadを導入しているそうです。

企業はなぜAndroidではなく、iPadを選ぶのか - ASCII.jp


上場企業に勤務した経験がある人はおわかりだと思いますが、企業は情報セキュリティに非常に気を使っています。
そういう意味では自由度が高く高機能なAndroidよりも、自由度の少ないiPhoneやiPadのほうがセキュリティリスクは低く、企業にとっては導入しやすいと言えます。
ボクはこのブログで何度も書いてるんですが、性能・機能が高いマシンが必ずしも優秀なマシンでも無いですし、機種選びをする際にも性能や機能よりも大事なことがあるわけです。
例えば、毎日の買い物に使う自動車を買うなら、超高性能なスポーツカーよりも性能の低い軽自動車を選んだほうがはるかに便利です。
あるいは、受験のときに時刻がわかるように腕時計を買うなら、単に時刻がわかれば良いのであって、気圧計・ストップウォッチ、アラーム、世界時計などが付いた高機能で高価な時計は不要です。
モノを選ぶときには性能・機能よりも目的を重視するほうが幸せになれるわけですね。
スマートフォンやタブレットの世界でも同じで、性能・機能ではiPhoneやiPadを超えるAndroid機がたくさん出ていますが、それでもたくさんのiPhoneやiPadが売れるのは、性能や機能で選ばれていないからですね。
企業にしてみれば、自社の業務に合致しつつ安全で低コストで運用できれば良いわけで、そういう意味では高い機能や性能はいらないわけです。
Android機のアプリストアであるGooglePlayにはユーザーを騙すアプリがたくさん流通していますし、GooglePlay以外からも簡単にアプリをインストールできてしまいます。
企業にしてみれば、そんなAndroid機をうかつに使うことは危なくてしかたがないわけです。
高機能・高性能だけど、使用目的に合致せず、安全性でも見劣りする。
今後Android陣営が企業に食い込むために克服すべき大きな課題だと思います。



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