非天マザー by B-CHAN

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給料が安いと嘆く人へ

サラリーマン

 

 

世の中の労働者の大半はサラリーマンです。

サラリーマンは勤務先企業から給料をもらう存在です。

決められた時間を働き、決められた給料をもらう。

誰にでも平等に1日は24時間であるにも関わらず、月給が15万円の人もいれば30万円の人もいます。

同じ長さの時間を過ごしたのに、得る給料は全然違う。

なぜでしょう?

 

サラリーマンはグチる存在です。

同僚に対して、上司に対して、そして会社に対して。

職場の人間関係や給料についてグチります。

グチるくらいしか不満のはけ口が無いのかもしれません。

 

 

パン

 

 

パンと言う見出しを付けましたが、別にパンじゃ無くてもいいんです。

近所に2軒のパン屋さんがあるとしましょう。

どちらのパン屋さんも、パンの質は同じ程度。

どっちを選んでも、味に違いはありません。

するとどうなるでしょう。

お互いが相手のパン屋さんにお客をとられないように、価格を下げます。

価格競争です。

同じ程度のモノを売ると価格でしか差別化できないんですね。

 

もし、片方のパン屋さんが努力して、ものすごくおいしいパンを作ったら、そのパンは高く売れます。

高くても買う人がいるからです。

 

自動車は移動手段ですが、同じトヨタでも、安いアクアもあれば高いクラウンもあります。

価格だけで選ばれるならアクアだけが売れるはずですが、実際にはクラウンもたくさん売れます。

それはクラウンにはアクアには無い様々な価値があるからです。

高くても手に入れたいモノは高く売れます。

 

 

給料

 

 

給料はモノの価格とまったく同じ。

同じ能力の人が2人いたら、企業は給料の安い人を雇った方が助かります。

自分の給料が安いと嘆いている人は、会社のせいにしても、グチっても、何の意味もありません。

そこには経済合理性があるんですから。

グチって世の中が変わるのなら、いくらでもグチったらいいでしょう。

しかし実際にはグチること自体が時間の無駄であり、何の意味も無い行為です。

 

自分の給料を変えるには、会社や世の中を変えるより、自分が変わる方が手っ取り早いんです。

自分の能力を上げればいいんです。

他の人よりも高い能力を身に付ければ、より高い給料を出してくれる企業が現れます。

それはいまの勤務先かも知れませんし、他の企業かもしれません。

 

 

移動

 

 

先日、同僚と話をしました。

出張の行き帰りの新幹線での過ごし方について。

朝早い新幹線だと勤務時間前なので、仕事をすれば時間外労働になり、損だと言う同僚。

だから、移動中にはスマホで動画を見ているか寝ているか。

だそうです。

もちろん法的にはそうでしょう。

しかし、ボクは違います。

労働基準法よりも自分の人生の方が大切です。

人生全体の中で、何もしない時間はとてももったいない。

だから、会社の命令では無く、自分の意思で、仕事をしたり勉強します。

片道が1時間半、往復なら3時間の移動時間。

その3時間に何もしない同僚。

3時間にさまざまな努力をするボク。

 

当然、成長のスピードが違います。

 

この場合、余分に仕事をしたボクが損をしているのでしょうか。

余分に勉強したボクが損をしているのでしょうか。

 

そう思う人は、これからの人生も安い給料のままでしょう。

 

命令でしか動けない人。

自分の意思で動く人。

 

格差って、そう言うところから生まれるんですよ。