Googleカレンダーアプリ
iPhoneやAndroidなどのGoogleカレンダーアプリを使っていると、過去の予定が表示されないコトがあります。
例えば2年前の予定とか。
原因ははっきりしませんが、スマホを買い換えた際に、新しいスマホに入ったGoogleカレンダーアプリでは、それ以前の予定を読み込まない可能性があるようです。
ボクの手元のiPhoneを見てみると、買ったのは2021年1月でしたが、そのGoogleカレンダーアプリでは、2020年10月頃より前の予定が表示されていません。
そこで、この問題を解決してみましょう。
予定のエクスポートとインポート
まずは、パソコンで、ウェブ版のGoogleカレンダーを開きます。
ここからですね。
試しに過去の予定を見に行ってみてください。
ウェブ版のGoogleカレンダーでは、2年前の予定も5年前の予定もきちんと残っているのがわかると思います。
つまり、Googleカレンダー上にはきちんとデータは残っていて、それが、スマホやタブレットのGoogleカレンダーアプリで取り込まれていないだけなんです。
ここで、ウェブ版のGoogleカレンダーの歯車ボタンを押して、「設定」を選びましょう。
設定画面が開いたら、「インポート」「エクスポート」と言う項目がありますよね。
まずは、エクスポートで、Googleカレンダーの内容をパソコン上に保存してください。
zip形式で保存されるので、解凍してください。
ics形式のファイルがあるのがわかると思います。
今度は、そのics形式のファイルを、さっきのインポートでGoogleカレンダーに取り込むのです。
変な話でしょ?
パソコンで、ウェブ版のGoogleカレンダーからエクスポートして、それを、同じウェブ版のGoogleカレンダーにインポートする。
これだけです。
これができたら、スマホやタブレットのGoogleカレンダーアプリを再起動して、過去を見に行ってください。
昔の予定も表示されるようになったでしょう。
恐らく、エクスポートするコトによって、ファイルのタイムスタンプが今日の日付になり、それがインポートされるコトによって、最新のデータをアプリが読み込むようになるんだと思います。
ちなみに、iPhoneの純正カレンダーアプリや、他社製、例えばCalendars 5などでは、上記の作業をしなくても、過去の予定はきちんと表示されます。
なので、Googleカレンダーよ、どうなってるんだよ!と言うコトですが、まあ無料ですからねえ。