恐竜脳
恐竜脳と言う言葉を聞いたコトがあるかも知れないですね。
厳密にこれが恐竜脳と確定した言葉では無いですが、要は恐竜のように強くても、環境の変化に対応できなければ滅ぶと言うコトです。
そんなタイプの人の脳を恐竜脳と呼ぶわけですね。
他の定義があるかも知れませんが。
変化こそ不変
この世界は常に変化しています。
唯一、この世界は変化し続けると言う事実だけが不変です。
そして普遍的です。
日本では大晦日に紅白歌合戦を家族で見るのが常識であり伝統。
そんな固定観念を持つ人も少なくないでしょう。
しかし、紅白歌合戦なんて、わずか数十年前に始まったモノであり、それ以前には存在しませんでした。
つまり、それまでの常識から変化したのです。
そしてもちろん、今後、紅白歌合戦なんて無くなると言う変化も当然のように考えられます。
社会人になって結婚してマイカーを持ってマイホームを持つ。
これがライフプランだと思い込んでいる人もたくさんいます。
もちろんこれも、昭和時代に国家政策として国民に植え付けられた考え方であり、それ以前には存在しませんでした。
変化ですね。
当然、今後も変化し続ける考え方です。
結婚してマイカーやマイホームを持つなんて異端、と言う時代が来るコトも予想できます。
トヨタと言う世界一の自動車メーカーも、数十年前にはそうではありませんでした。
当然、今後、ずっとトヨタがトップであるとは限らず、テスラや、あるいは現在存在しない会社が自動車市場でトップに立つかも知れません。
現在の社会や生活における常識のほとんどは、ほんの少し前にできたモノです。
郵便ハガキで年賀状を送る習慣も江戸時代にはありませんでした。
昭和時代、平成時代には年賀はがきが一般的でしたが、それも変化します。
今後はネットで年始の挨拶をするのが常識になり、年賀はがきは消滅するかも知れません。
元々無かったものが無くなるだけです。
おせち料理もそう。
ネクタイもそう。
あらゆるモノは最初から存在したのでは無く、人類の歴史の途中から登場したのです。
変化です。
そして消滅するかも知れません。
変化です。
人生とかキャリアとか、そんなモノに固定観念は必要ありません。
現在の常識的な生き方は、かつての常識的な生き方では無かったですし、将来の常識的な生き方でも無いのです。
みんなと同じようにできなかったからと言って気にする必要はありません。
みんなと同じようにしかできない人こそ、無個性を心配した方が良いとボクは思います。
常識イコール正解では無いですし、常識イコール不変でもありません。
世の中の常識なんて、一時のモノ。
他人の目線や顔色をうかがって生きるよりも、自分が何をしたいのか。
年が変わったのをきっかけに考えてみるコトをオススメします。