引っ越し
ボクは数年ごとに引っ越していて、そのたびに、住所変更の手続きを行います。
運転免許証の書き換え。
住民票の転出、転入。
楽天市場への届け出。
Amazonの手続き。
銀行への届け出。
その他、各サービスに対して、1回1回、行うわけです。
ボクはおそらく、数百個のサービスにアカウントを持っているため、引っ越しから数年後に、前の住所のままの登録になってしまっているサービスに気付いたりします。
面倒ですよね。
1回ですべてが書き換わればいいのに。
それ、可能です。
マイナンバー
世の中には、目先のトラブルや感情論で嫌っている人も多いようですが、実はマイナンバーと言う制度は、それを目指しています。
国民1人1人に一意の番号を持たせるコトで、固有の情報をリンクさせます。
この、一意の番号と言うのが重要。
すべての人が異なる番号を持つのです。
だから、全員を一元的に識別できるようになります。
例えば、氏名の場合、同姓同名の人が何人も存在するので、識別には利用できません。
同姓同名で、生年月日が同じ人もいるかも知れないので、氏名と生年月日でも識別はできません。
また、極論ですが、同じ住所に同姓同名の人が住む可能性があるので、住所での判別もダメです。
とにかく、1人1人が全員、異なる番号を持つコトがマイナンバーのメリットなのです。
例えば、ボクの番号が123456789123だとします。
この番号に、銀行や楽天や役所やとにかくあらゆるサービスをリンクしておくのです。
もちろん住所も。
そうすれば、ボクが引っ越した場合、123456789123と言う番号の住所情報を書き換えるだけで、それにリンクする銀行や楽天や役所など、すべてのサービスの住所も書き換わるわけです。
まさに絶大なメリット。
現状は、役所同士ですらリンクが不十分です。
住民票を書き換えた上に、運転免許証も書き換える必要があります。
つまり、役所同士が分断されているわけです。
なので、手続きの回数も多くなるのです。
運用が始まってまだ未成熟な制度であるため、トラブルは発生しがちですが、成熟するにつれて、それも減ります。
そうすれば、マイナンバー制度が国民を大きく助けるコトになるでしょう。
もちろん、上に書いたコトはマイナンバーのメリットのほんの一例です。