高齢社会
人間の生活は歴史と共に改善されていきます。
より清潔に。
より安全に。
より健康に。
なので、平均寿命も伸びます。
日本は世界有数の長寿国ですが、かつては50歳代で亡くなる時代もありました。
いまは平均寿命が80歳代に乗って久しいですし、100歳の人も増えて来ました。
30歳差
こうなると高齢者の定義が変わってきます。
人生が80年なら、60歳から高齢者と言う定義にも違和感はありません。
昔は定年退職が60歳でした。
要は、仕事を辞めたら高齢者ですね。
そこから年金で20年ほど生きるわけです。
そんな社会を経験した人にとっては、70歳の人も100歳の人も高齢者です。
でも、考えてみてください。
70歳の人と100歳の人って30歳も差があるんです。
100歳の人から見た70歳の人って、70歳の人から見た40歳の人と同じです。
70歳の人を介護する40歳の人。
これには違和感はありません。
でも、それって、100歳の人を介護する70歳の人と同じ年齢差なんです。
人生100年時代。
30歳若い人が介護をするのなら、もはや、70歳の人は介護をされる側では無く、介護をする側。
それくらいの意識変化が必要となります。
それが人生100年と言う高齢化社会です。