電球問題
今回は実にカンタンな問題を書きます。
とある家で、廊下に2箇所の電灯があります。
2箇所とも同じ形式の電球を使用しています。
現在、1箇所では電灯は正常に点灯していますが、もう1箇所ではチカチカと点滅しています。
ここで、その家の住人が言いました。
「はたして電球が切れているのが、それとも照明器具自体が壊れているのか。」
検証
あなたなら、この問題の検証方法はすぐに思い付いたでしょう。
そうです。
電球を入れ替えれば良いのです。
チカチカしている電球をもう一方の電灯器具に取り付けた際に、やはりチカチカして、逆にもう一方の電灯器具に付いていた電球を反対側の電灯器具に取り付けたら正常に点灯した。
これなら、電球切れだとわかりますよね。
こんなにカンタンな問題なんですが、実は、この検証方法を思い付かなかったケースにボクは何度も遭遇しています。
その発想は無かった
と言われるのです。
世の中では、様々な思考の人々が混在して暮らしています。
自分が当然だと思っている考え方も他人にとっては当たり前では無い。
この現実を受け入れるコトが、無知からの脱却とも言えるのです。