アパートの2階
今日は怖いニュースがいくつもありましたが、個人的には、アパートの2階の床が抜けたニュースですね。
引っ越し業者が2人落下したそうです。
幸い、命に別状は無いとのコト。
これ、ボクが以前から書いている、人口減少と関係ありそうです。
人口減少しても日本は狭くならない
昔の日本は人口が少なかったんだから、それに戻るだけ、と思っている人がいます。
そんな楽観的な話ではありません。
昔の日本と違って、維持すべきモノが圧倒的に多いのです。
埋め立てによって日本の面積も広がっていますし、その分、建築物も増えています。
制度も大きく変わっています。
以前にも書きました。
1000人の町と1000人の町の間に川が流れていて1本の橋がかかっています。
この橋を維持するために2000人が税金を出しています。
やがて人口が減って過疎となり、100人の町と100人の町になりました。
同じ橋を200人で維持する必要があるため、負担は10倍。
そうなると維持できないため、橋を廃止すれば、往来が不可能になります。
かと言って、10倍もの負担に耐えられるハズも無く。
なので、橋のメンテナンスがだんだんおろそかになり、やがて橋は老朽化して危険に。
これが人口減少の悪影響の一例。
これが全国で大量発生します。
人口が減ったから無くせるモノって意外と少ないんですよ。
人口が減ったから、この町には信号も警察も病院もいらない、なんてならないですから。
政府が取り組むべき最優先課題は防衛よりも人口減少対策です。
もし、日本を維持したいのなら。