結婚観
こんにちは。
東洋経済オンラインにこんな記事が。
ボクはここまで独身で、同窓会をすると、ボク以外の20人全員が既婚なんてコトもあります。
少数派なんですよね。
ここまで来ると、永遠に結婚しない確率が高いわけですが、どうなんでしょうね。
50歳の時点で未婚の人は、生涯未婚率にカウントされるそうです。
つまり、データ上は40歳代のうちに結婚をしなければ生涯未婚と見なされるんですね。
ボクもいずれ将来、それに入れられそうな予感。
記事を見ればわかりますが、独身の人って多いですよね。
未婚だけじゃ無くて、結婚しても離婚したり死別して独身に戻った人も含めた数字。
2015年時点で4500万人くらいですかね。
日本の3人に1人は独身なんですね。
結婚は減るわ離婚は増えるわ。
とにかく、独身が当たり前の社会になりましたよ。
その中で、結婚したい人もいれば、そもそも結婚したくない人もいます。
未来
ボクは愛星者なので、日本の国家の将来には大して興味はありません。
国家のために人は生き、国家のために人は死ぬのではありません。
人が生きるため手段のひとつとして国家が存在するだけです。
国家が無くなっても人間は生きられますが、人間がいなくなれば国家は成立しません。
あくまでも大切なのは人間です。
だから、国家のために結婚する気持ちはありません。
相手と自分の気持ちのために結婚するんです。少なくともボクは。
何だか、一族を維持するための結婚って、ボクはどうしても理解できないんですよね。
人間って、地球のあちこちで同時多発的に発生したわけじゃないですよね。
原始の時代には人間は少数で、そこから少しずつ派生して世界中に広がっていき、人口も増加したと考えると、そもそも、地球上のすべての人って、元をたどれば親族ですよね。
今は赤の他人だと思い込んでいる人でも、1000年前は親族だったかも知れません。
1万年前は親族だったかも知れません。
てコトは、ボクが結婚せず、子孫を残さなくても、地球のどこかで100世代前、1000世代前のボクと血のつながっている人の子孫が生きているわけで、ボクの世代で終わったとしても、一族の終焉にはなりませんよね。
●●家
なんて言い出したのは、人類の歴史から見れば、ごく最近ですよね。
日本と言う国は歴史が長い方ですが、それでもせいぜい2千数百年。
人類100万年の歴史から見れば、0.2%ほどですよね。
●●家
の歴史なんて、ごくごく真新しいモノで大して歴史なんて無いんです。
すると、子孫を残す意味での結婚は意味合いが薄れちゃうんですよね。
ボクが結婚せずにボクの世代で終了すれば、ボクの先祖の墓(と言われている存在)は、そこで終わりです。
逆にボクが結婚して子供が生まれたとしても、その子供が独身で終われば、結局はそこで終わり。
その歴史をつなぐと言う義務のために結婚するわけじゃ無いので、そう言う意味での結婚は全然意味がありません。
なので、残るのは、純粋に、子供が欲しいかどうか。
そこでもボクは考えてしまうのです。
子供が存在する人生と、子供が存在しない人生の、両方を経験してみたい。
ボクは、子供は好きなので、子供が存在する人生も喜ばしいんですよね。
でも、子供がいない人生も、体験として有り難い。
さらに言えば、結婚して子供がいない人生と、独身のままで子供がいない人生と。
選択肢は増えるんですよね。
子供がいない状態は自分の意思で続けるコトはできますが、子供は、生まれてしまえば放棄はできないので、ここまでは、子供がいない状態を維持しています。
言い方を変えれば、踏み切れていないわけです。
世の中の生き方の基本が、
- 学校
- 卒業
- 就職
- 結婚
- 出産
- 自宅購入
- 定年退職
のような流れですが、どうもボクには、そこにカチッとハマる勇気は無いようです。
転職しまくり、賃貸で引っ越ししまくり。
特殊技能も高いモチベーションも無い。
サラリーマンもしていますが、そこでの出世にも興味が無い。
さらに言えば、人間の身体は水とたんぱく質と炭水化物でできていて、死ねば、それらが分解されるだけ。
死んだ後は、納骨、と言う行事が行われるコトが多いですが、それまでに生きてきた人体はすべて、地球上のどこかの食べ物の栄養素の蓄積なんですよね。
要は、様々な食べ物の寄せ集めの結果が人体であり、骨です。
骨を納骨するのは、世界中の食べ物の一部を寄せ集めているだけにすぎない。
ボクはそんなふうに考えてしまうんですよね。
何億年後かは知りませんが、この地球もいずれは無くなります。
街も故郷も墓もすべて消滅します。
ボクたち人類は、そこに向けてばく進中です。
結婚していない人たちは、ボクも含めて、あらゆる面で自由行動です。
その自由行動のひとつが、結婚する、や、子供を作る、なのです。
既婚者は、結婚することはできません。
生活の様々な面で、家族の制限の中で動く必要があります。
結局、自分のどこかに、その自由を求めている部分があるのかも知れません。
結婚が良いか悪いかとは全く別の話で、結婚しないコトのメリットって、実は数多いな、と。
もちろん、国家は、結婚を推奨するので、税制などで、既婚者に有利なように制度設計しますが。
国家の策のとおりに生きるか、それとは外れて生きるかは自由です。
そして、そんなふうにボクを考えさせる脳の活動も、実は、数千年前から決まっていたのかも知れません。