非天マザー by B-CHAN

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新型コロナウイルス後は断捨離の世界

事務所賃料

 

 

今年は新型コロナウイルス騒ぎで始まったわけですが、すでに6月も後半。

まだ終息していません。

感染拡大を防ぐために、外出自粛が叫ばれ、おかげでテレワーク文化が広がりました。

これってパラダイムシフトなんですよね。

従来の世界では、一部を除いて、職場に出社してみんなで顔を合わせて仕事するのが当たり前だと思われていました。

でも、よく考えたら、現場で顔を合わせないと進行しない仕事なんて限られるわけです。

事務系の仕事、IT系の仕事などは、多くがテレワークで成立します。

紙文化をやめてITを推進すれば、紙資料の保管場所も不要になります。

検索も高速化します。

経年劣化も無くなります。

 

人が集まったり紙の資料を保管する場所が不要になれば、そもそも論として、オフィスと言う場所そのものの必要性も無くなるわけです。

 

100坪のオフィスを借りて毎月賃料を払っている会社がテレワークに移行すれば、最小限の10坪のオフィスで済むかも知れません。

そうすると賃料と言うコストも減らせます。

毎月の支出を減らせるなら、それを従業員の福利厚生に回せるわけで、波及的にメリットが生まれるのです。

 

今後、そうやってムダなコストを削減する会社と、従来のままの会社が混在すると、当然ながら、前者の方がコスト競争力に強くなります。

つまり、好むと好まざるとに関わらず、古い習慣に縛られる会社は淘汰されるのです。

いつも言うように、生き残るのは強い者では無く変化に対応できる者です。

 

 

住居のコスト削減

 

 

ボクは自分の考えに基づき、自宅は持ち家では無く賃貸住宅を選んでいます。

そのひとつが、上にも書いたのと同じで、変化に対応しやすい、と言う理由です。

 

昔のボクは、モノをたくさん持っていました。

ここで言うモノとは、物理的に置き場所が必要なモノと言う意味です。

 

しかし、スマートフォンが登場し、クラウドが普及すると、ボクの中で、人に先駆けてパラダイムシフトを起こそうと言う考えが芽生えました。

 

この記事を見てください。

 

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従来は、地図も本もラジオもゲーム機もカメラも懐中電灯も電話も時刻表も時計も個別に所有していました。

でも、これらはすべて、スマートフォンでできるコトです。

つまり、それらのモノはもはや所有する意味が無くなりました。

少なくともボクにとっては。

そこで、スマートフォンでできるコトは、わざわざ個別にモノを所有するのをやめようと考えたわけです。

それによって、購入コストも下がりますし、保管場所やメンテナンスコストも下がります。

 

ボクは読書家なので、たくさんの本を読みます。

従来は紙の本を買っていたので、自宅には本だらけでしたが、読み終わった本はどんどんヤフオク!に出し、この10年ほどはもっぱら電子書籍です。

つまり、読む本はすべてスマートフォンの中にあります。

その結果、本棚と言うモノも不要になりました。

 

物理的に置き換え可能はモノは置き換える。

すると、その保管スペースが不要になる。

なので、広い家が不要になる。

住宅コストが下がる。

浮いたおカネを有意義なコトに回せる。

 

と言う流れになります。

 

昔のボクは、荷物が多かったので、一人暮らしなのに2LDKのような部屋に住んでいました。

今のボクは、寝る場所と仕事のデスクだけがあれば良いので、1Kの手頃な部屋に住んでいます。

賃貸なので、条件に応じて気軽に引っ越せるわけです。

 

新型コロナウイルス後のパラダイムシフト。

それは、「よく考えたら必要の無いコスト」の削減。

おそらくそう言う世界になると思っています。

 

ボクはミニマリストのひとりですが、いわゆる無理なミニマリストではありません。

無理なミニマリストは必要なモノまで減らして、とにかく何も無い生活を目指します。

ボクの場合は、必要なモノは持つけれど、上に書いたように、個別のモノはできるだけ持たないミニマリストです。

スマホが時計になるので、腕時計などは機能が重複するため所有しない、と言う考え方です。

そして、いざ、必要な時は、テンポラリーで使います。

例えばクルマは所有せず、必要な時のみ借りる。

食事もたぶん、調理器具や食器は減らし、食べたい時には宅配を使う。

そんな方向に向かうと思います。

物体を持たずにコストを減らし、その分、キャッシュを増やす。

大枠として、その方向に人々は進んでいくでしょう。