リスク
リスクと言う言葉には危険と言う意味がありますが、金融の世界ではリスクとは不確実性を表します。
なので、リスクがあるから必ず損とは限らないんですね。
不確実なので、もしかしたら、すごく大儲けできるかも知れないからです。
宝くじはわかりやすいハイリスク商品ですね。
リスクの高さ
リスクの世界には、
- ハイリスク・ハイリターン
- ローリスク・ローリターン
の原則があります。
日本人は金融商品においては、元本保証を求める人が多いと言われます。
元本保証つまり、ローリスク。
それは言い換えれば、ローリターンなのです。
あまり儲からないんですね。
ボクは銀行預金はほとんど持っていなくて、大半を株式で運用しています。
株式はハイリスクですが、つまり、ハイリターンなのです。
絶対に儲からないとわかっている預金よりも、儲かる可能性がある株式。
これがボクの考え方であり、実際に、投資額に対して数倍のリターンを得ています。
もし、預金に置いていたらと考えると、ゾッとします。
働けば、生活に必要なおカネは稼げる人が大半でしょう。
でも、日本のように、人口減少、高齢化率増大が地球の歴史で類を見ないほど進行する国では、国民の負担が増します。
税負担を増やさないと国が成り立たないのです。
それって金融での意味と違って目に見えるリスクです。
そのリスクが確実に迫っている中で、言い換えれば、手取りが減るリスクが確実に迫っている中で、資産を増やさない努力、つまり元本保証と言う安全を求めるのは、実は逆にリスクなんですよね。
手取りが減るのに、手取りを増やさないコトを目指すわけですから。
せめてリスクを取って、手取りを増やす努力をすれば、活路が開ける可能性があるのに。
人口が増えて景気が良くて若者が活躍する社会なら、そんな心配はしなくて良いんですが。