コンビニでのApple Pay
前回は、Apple Payの記事を書きました。
で、今回もApple Payの話題。
ボクは今から10年前の2006年にドコモのSO902iと言う携帯電話ですでにおサイフケータイを使っていたので、今さらiPhoneで買い物ができるようになっても、そこに新鮮さは感じません。
2009年からiPhoneを使うようになって、おサイフケータイは使わなくなりましたが、普段から現金はそもそもほとんど使わないですし。
Apple Payを日常でよく使うのはどこかと言えば、やはりコンビニですよね、たぶん。
で、コンビニと言えば、大手3社に集約されつつあります。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
そして、それぞれにポイントカードがあります。
- セブンイレブンがnanaco。
- ファミリーマートがTポイント。
- ローソンがポンタ。
他のコンビニでも、だいたいこの3つのポイントのいずれかを採用しています。
サークルKとサンクスは楽天Edyですが、いずれファミリーマートになるのでTポイントになります。
ボク自身も上記3種類と楽天Edyのカードを持っています。
iPhoneにApple Payとして登録する目的は、いちいちカードを持ち歩かないようにすることですよね。
と言うわけで、この4枚をApple Payに登録しようとしました。
で、昨日も書いたように、実際に登録できたのは、
- セブンカードJCB
- ローソンカードVISA
- 楽天カードVISA
の3枚のみ。
Yahoo!カードVISAは現時点では登録できません。
しかし、登録できた3枚はあくまでも、クレジットカードとしての登録です。
- セブンカードJCBはクイックペイ
- ローソンカードVISAはクイックペイ
- 楽天カードVISAはクイックペイ
としての登録です。
つまり、コンビニレジでは、支払い方法としてクイックペイを指定します。
ポイントとApple Pay
ここでApple Payの大きなデメリットが。
それが、ポイントが加算されないと言うことなんです。
じゃあ、ポイントを貯めたいときはどうすれば良いか。
そうです。
カードを出すんです。
例えばローソンなら、まずポンタカードを出してポンタポイントを付けてもらい、改めてiPhoneで端末をタッチして決済、となります。
「えー!それじゃApple Payの意味が全然無い!」
そうです。無意味な上に手間がかかります。それなら最初からポンタカードを出すだけの方がラクですよね。
そこで、解決方法が、iPhoneのアプリを使うこと。
ファミリーマートならTポイントアプリ。
ローソンならLAWSONアプリ。
サークルKやサンクスなら楽天ポイントカードアプリ。
例えば、ローソンの場合、まずはiPhoneのローソンアプリでポンタポイントのバーコード画面を見せて端末で読み取ってもらいます。
それでポイント関係は終わり。次にiPhoneのApple Payの画面に切り替えて決済をすればOK。
まあ、カードを使うのに比べると二度手間になりますが、とりあえずiPhone1台だけで、ポイントも決済も処理できます。
同じように、ファミリーマートならTポイントアプリのバーコード画面、サークルKやサンクスでは楽天ポイントカードアプリのバーコード画面をそれぞれ読み取ってもらえばいいんです。
現時点での問題はセブンイレブンのnanacoですね。
iPhoneにnanacoアプリはありません。
そしてApple Payでnanacoは使えません。
よって、セブンイレブンでnanacoポイントを貯めるには、今のところ、nanacoカードを使うしか無いんですよねえ。
nanacoカードを見せてポイントを貯めて、その後、Apple Payで支払い。
それなら最初からnanacoカード1枚でポイントも支払いもやってしまった方がラクです。
ポイントカードまとめ
以上、コンビニでのポイントとiPhoneとの関係を見てみました。
Apple Payでは基本的にはほとんどのプリペイド型電子マネーとポイントカードには対応していません。
プリペイド型で対応しているのはSuicaだけですね。
今後、Apple Payで各社のポイントのやり取りもできるようになればいいんですが。
特によく使うセブンイレブンでは、まだしばらくnanacoカードを持ち歩かなければならないのは面倒で。