賄賂
最近、省庁と言えば悪の巣窟、と言うイメージがすっかり定着しました。
省庁が悪事をすると言うことは、国民に損害を与えていると言うことです。
つまり、これを読んでいるあなたにもボクにも損害を与えているんですよ。
日本国民に被害を与える省庁が霞ヶ関に集まっている。
霞ヶ関はもはや、反日組織の集合体と化してきました。
そんな日本の敵となるニュースがまたまたまた出てきましたよ。
まだ、逮捕の段階なので、事実解明や処罰に関しては未定なのは前置きしておきます。
もし、この報道が事実だとすれば、問題は大きいんですよ。
犯罪は誰もトクしない
ボクはいつも言うんですが、犯罪なんてやっても、誰もトクしないんですよ。
今回、佐野太と言う文部科学省の局長が収賄と言う犯罪をやったとしたのなら、それで誰がトクをするのでしょうか。
まず、佐野太氏本人。
この人、58歳。
有罪が確定すれば、懲戒免職でしょうね。
これまで築き上げてきた名誉も消滅。
退職金も消滅。
インターネット上に本名が何年も残るので、今後の再就職も難しくなるでしょう。
そもそも、有罪が確定すれば懲役刑の可能性があります。
一方、佐野氏の子供。
入試の点数を水増しして入学したのなら、恐らく退学処分ですよね。
医大だから、医者になるつもりなんでしょうけど、本来、医大に入る実力が無い人間が医者になれば、国民にとって恐ろしいことですから、退学は当然です。
すると、子供は、再び受験勉強を開始。当然、他の受験生よりも後れを取ります。
1年か2年、ムダにすることになるってことです。
父親のせいで子供がとんでもないハンデを背負うことになります。
父親が自らの子供にダメージを与えたってことです。
妻や他に子供がいるのかは知りませんが、当然、家族は肩身が狭い思いをしているでしょう。
もう、今まで通り、人付き合いしにくくなるでしょう。
今回の件は、私立大学研究ブランディング事業の対象として東京医科大学が選んでもらうための賄賂。
東京医科大学は、これで、悪い大学と言うイメージを世間に植え付けました。
逆ブランディングをやっちゃいましたね。
また、私立大学研究ブランディング事業対象として選ばれれば支援金を受けられます。
当然、これは国民の税金からです。
佐野氏個人の裁量によって、本来、対象では無いかもしれない大学に、国民の税金が使われるわけですから、全国民は損害を被っています。
これを読んでいるあなたも損させられたわけです。
そして、東京医科大学の代わりに選定から漏れた他の大学がとばっちり。
ね、色んな登場人物がいますが、誰もトクしない。
本人を含めて全員が損する。
ネット時代の現在、犯罪なんてやっても、本人含め誰もトクしないので、絶対にやめましょう。
ま、まともな人間なら、損得以前に、犯罪なんて絶対にしないんですから、犯罪者を少なからず輩出する、政治家や官僚のいる永田町や霞ヶ関は、まるで日本の悪の巣窟。
だからボクは、こんな主張をするのです。