WWDC
今朝のAppleのWWDCで、たくさんの発表があり、それらは多くのメディアで報道されています。
なので、同じことをここで書いても仕方が無いので、ボクの個人的なことを。
ボクは現在、MacBook Air Mid 2012と言うモデルを使っています。
こんな様子。
その後、プライベートと仕事の一部で、このMacBook Airを、そして不動産側の仕事でWindowsパソコンを使っています。
毎日、WindowsとMacを併用する中で、あいかわらず、Macは使いやすいなと感じていて、しかも、いま使っているMacBook Airからすでに5年。
昨年2016年にMacBook Proの新型が登場しましたが、Appleの前例では、新型が登場すると、翌年にはブラッシュアップと値下げが行われる傾向にあったので、ボクは待っていました。
そして、その予想どおり、今回のWWDCでMacBook Proがブラッシュアップされました。
第7世代のCore iプロセッサが搭載されたのです。
本体も値下げされたんですが、日本に関しては円安のため、逆に値上げになったのが残念です。
選択肢1.MacBook
驚いたのは、MacBook Airもまだマイナーチェンジされて生き残ったこと。
しかし、さすがにRetinaディスプレイでは無いので仕様が古く、すでにMacBook Airを使っているボクにしても、どうせ買い換えるなら違う体験もしたいので、今回はMacBook Airは見送ります。
と言うか、ボクはMacBook Air Mid 2012の前に、MacBook Air Mid 2011を持っていましたし。
で、購入候補となるのは、
- 劇的に薄くて軽い、MacBook
- 高性能なMacBook Pro
このいずれかです。
以前のMacBookは、確かに薄くて軽いんですが、その分、パワー不足でした。
しかし、今回の新型では、CPUがKabyLakeと呼ばれる新世代のCore iプロセッサに変わりました。
で、ボクは、これなら、ボクが使っているMacBook Airから乗り換えても良いかも、と思い始めています。
ちなみに、ボクのMacBook Airは、いわゆる特盛と呼ばれる最上位。
MacBook Air (11-inch, Mid 2012) - 技術仕様
ストレージを256GBに、そして、CPUをデュアルコア2.0GHz Intel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.2GHz)、4MB共有三次キャッシュに変更したモノです。
買い換えるなら、これよりも高性能にしたいモノです。
一度買ったら5年間使う予定です。なので、先を見越してなるべく最上位にカスタマイズしておきたいです。
MacBookの購入ページで、
- 512GB SSDストレージ
- 1.4GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサ (Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
- 16GB 1,866MHz LPDDR3メモリ
とします。
すると、価格は、
214,300円 (税別)…231,444円(税込)
です。なかなかの価格です!
ボクが心配なのがCPUなんですよね。さっきも書いたように、ボクのいまのMacBook AirのCPUは、
デュアルコア2.0GHz Intel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.2GHz)
一方、最新のMacBookの最上位は、
1.4GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサ (Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
これってどうなんでしょう?
さすがに後者の方が5年も世代が新しいので速いと考えて良いのでしょうか。
普段の動作クロックでは完全に前者が上なんですが。
まあ、その代わり、メモリは、MacBook Airが8GBで、MacBookが16GB。
冷静に考えれば、やはり最新のMacBookの方が速いと考えるできなんでしょうが。
しかも、MacBookの方が本体サイズは小さくて軽いのに、画面サイズは大きいんです(MacBook Airは11.6インチ、MacBookは12インチ)。さらにMacBookはRetinaディスプレイ。
トータルの性能ではもちろん最新のMacBookが上なのは明白なんですが、ボクの買い換え理由が、最新のアプリを動かすのに、5年前のMacBook Airでは非力になってきたことなんですよね。
なので、どうしても処理速度が気になります。
果たして、最新のMacBookは5年前の最上位のMacBook Airより速いのでしょうか?
選択肢2.MacBook Pro
もうひとつの選択肢はもちろんMacBook Pro。
上位機種です。
これもどうせ買うなら、なるべく最上位にしたいです。
ただし15インチは重くて持ち運び向きでは無いので、あくまでも13インチ。
実は、MacBook Proの13インチモデルと、MacBook Airの11インチモデルは、寸法はほとんど変わらないんですよね。重さは若干増えますが気にならない程度。
圧倒的な薄さと軽さが欲しいならMacBookを選ぶべきで、すでにMacBook Airを使っているボクにとっては、いまのMacBook Proの大きさは問題無いのです。
で、こちらのカスタマイズページ。
MacBook Proをカスタマイズ - Apple(日本)
- 512GB SSDストレージ
- 3.5GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサ (Turbo Boost使用時最大4.0GHz)
- 16GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
さすがに経験上、1TBものSSDは不要なので、512GBにします。
すると、価格は、
275,800円 (税別)…297,864円(税込)
です。高い!
ストレージとメモリはMacBookと同じで約6万円アップ。
違いは、高速なCPUと一回り大きなディスプレイ。
他に、TouchBarやら4つのUSB-Cポートやら。
まあ、高い分、どう考えても快適に動作するのは目に見えています。
リセールバリュー
リセールバリューとは、売るときの価格です。
常識的に考えると、人気のある機種ほど高く売れます。
5年後に売るとき、MacBook ProがMacBookより6万円高く売れるのなら、価格の差は問題無くなりますね。
あと、ボクが新機種を買ったら、当然、いまのMacBook Airも売ります。
売るのはいつもどおり、ヤフオク!
で、調べてみると、ヤフオク!でのMacBook Air Mid 2012の相場は、最低でも5万円くらいはあるようです。
ボクも例によって、箱も付属品もキレイに保管しているので、それくらいで売れることが予想されます。
てことは、実質的な新機種購入負担額は、5万円差し引いて考えても良さそうですね。
- MacBook 181,444円 (税込)
- MacBook Pro 247,864円 (税込)
さらにボクのいつもの考え方ですが、みなさんも覚えておいてください。
企業経営と同じように考えるんです。
つまり減価償却ですね。
税制上の償却期間は無視します。あくまでも個人の生活に合わせましょう。
ボクは新機種を買ったら5年間使う予定だと書きました。
つまり、上記の金額を5年間(60ヶ月)で負担するわけです。
てことは、月額で言えば、
- MacBook…約3,024円
- MacBook Pro…約4,131円
どうですか?
毎月のランニングコストとして考えれば、両者は月額で1,100円ほどの差。
あまり差が無いんですよね。
いつも書くことですが、モノの善し悪しは一面的には判断できません。
性能だけ見れば、MacBook Proが上です。
しかし、モバイル性を考えれば、MacBookが上。
要は、自分が何を必要とするかです。
ボクの場合は、処理速度を優先的に必要とします。
そして持ち運ぶのは毎日ではありません。
と言うことは、やはりMacBook Proが第一候補になりそうです。
ちなみに、処理速度だけを見れば、はるかに安いWindowsパソコンがいくつもありますが、その代わりWindowsパソコンだと操作性が犠牲になります。
これは長年、WindowsパソコンとMacを併用しているボクの実感です。
- 操作性
- 処理速度
- 価格
- 携帯性
このバランスを考えて、今回は、毎月約4,131円を負担してMacBook Proを選ぶことになりそうです。
購入を考えている人の参考になったでしょうか。