マンション管理士
分譲マンションは、一般的に、複数の所有者の集合体であるため、そこには自動的に、マンション管理組合が組成されます。
例えば、50戸のマンションであれば、50人の所有者がいる(1人で複数戸を持たない場合)ため、50人の管理組合が存在します。
これは、法律で決まっているため、所有者が2人以上いれば、必ず存在します。
1棟の賃貸アパートを1人のオーナーが丸ごと所有している場合は関係ありません。
ボクは、10年ほど前に、マンション管理士になりました。
金融や不動産業界に長くいるので、資格はたくさん持っています。
そのひとつが、マンション管理士です。
マンションの管理組合をサポートし、円滑に運営してもらうための、アドバイザリー業務を行う専門家です。
宅建士はたくさん存在しますが、マンション管理士はまだまだ少ないと思います。
宅建士と同じく、5年ごとに、更新時期がやって来ます。
更新
宅建士と同じように、指定された場所で、指定された時間、法定講習を受け、パスするコトで、更新が可能です。
ボクの場合、来年の初頭がその時期に当たります。
なので、前回同様に申し込みました。
そして、教材が届きました。
毎回同様、分厚いテキストセットです。
しかし、今回は、やり方が違うんですよね。
いつもは、指定の会場へ足を運び、数名の講師による講義を受けて、講習修了となります。
今回は、新型コロナウイルスの影響を受け、各自がインターネットで動画を視聴し、レポートを提出する方式になりました。
ボクは思ったんですよね。
毎度の講習も、そもそも会場に集合する意味があるのか、と。
講義を受けて講習が修了となるなら、ネット視聴で十分です。
更新のための受講料が16,600円。
高いですよねえ。
広い会場を借りるための経費も含まれているわけです。
新型コロナウイルスに関係無く、今後も、ネット視聴で十分だと思います。
内容的には、集合しなければならない意味はありません。
その分、受講料が少しでも安くなれば、受ける人も増えると思います。
他の資格にも似たようなトコロがありますよね。