賃貸管理会社
ボクは気が付けばずいぶんたくさんの資格を持っていますが、例えば、マンション管理士もそのひとつです。
この、マンションと言う表現も一般の人にはわかりにくいんですよね。
賃貸住宅に入居する人が住むときに関わるのは、主に賃貸管理会社です。
賃貸住宅には所有者がいて、その人のコトをオーナーと呼ぶコトが多いですね。
オーナーと入居者の間を受け持つ役割が賃貸管理会社。
例えば、オーナーが全10戸のアパート1棟を保有しているとしたら、入居者は10人ですね。
賃貸管理会社はオーナー1人と10人の入居者を相手にします。
マンション管理会社
法律的には、マンションとは分譲マンションを指すコトが多いです。
例えば、30戸のマンションなら、オーナーは30人います。
30人のオーナーがそれぞれ自分が保有する部屋を誰かに貸して住んでもらうなら、それぞれ各自が賃貸管理会社に依頼します。
つまり、30社の賃貸管理会社が登場します。
一方、マンション全体で、管理組合が存在します。
これは、オーナー30人が集まってできる組合です。
複数人のオーナーがいるマンションであれば、法的に必ず管理組合が存在します。
その管理組合を相手にするのがマンション管理会社です。
なので、30戸のマンションでオーナーが30人いても、マンション管理会社は1社です。
このマンション管理会社はマンションの建物全体を管理します。
マンションのエントランスとか廊下の清掃とか。
個別の戸は管理しません。
それはさっき書いた賃貸管理会社の役割です。
もちろん、部屋を貸すのでは無くオーナーが自分で住む場合は、賃貸管理会社も登場しません。
どうですか?
ややこしいでしょ。